映画のメモ帳+α

音楽映画、アカデミー賞関連の記事に力を入れています。
ゾンビ、スタートレック、ヒッチコック監督作、ドキュメンタリー映画のカテゴリーもあり。
映画300字レビュー、はじめました。
※TB、コメントともに承認制とさせていただいております

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 (2017 アメリカ)

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017)原題   THE POST
監督   スティーヴン・スピルバーグ
脚本   リズ・ハンナ ジョシュ・シンガー
撮影   ヤヌス・カミンスキー
音楽   ジョン・ウィリアムズ
出演   メリル・ストリープ トム・ハンクス
     サラ・ポールソン ボブ・オデンカーク トレイシー・レッツ
     ブラッドリー・ウィットフォード アリソン・ブリー
     ブルース・グリーンウッド マシュー・リス マイケル・スタールバーグ

第90回(2017年)アカデミー賞作品、主演女優賞(メリル・ストリープ)ノミネート

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第90回(2017年)アカデミー賞

第90回(2017年)アカデミー賞

第90回(2017年)アカデミー賞作品賞「シェイプ・オブ・ウォーター」第90回アカデミー賞trivia
〜セクハラ告発(#MeToo 運動)にゆれるハリウッド〜

2017年10月、ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインが若手女優や社員に対し、20年以上にわたってセクハラを繰り返していたことがニューヨーク・タイムズ誌に掲載された。これをきっかけにハリウッドではセクハラ告発が相次ぎ、性暴力被害者が名乗りを上げる #MeToo 運動が盛り上がった。この流れは映画賞レースにも影響を及ぼした。全米俳優組合賞授賞式ではプレゼンターはすべて女性がつとめ,ゴールデン・グローブ賞や英国アカデミー賞ではセクハラへの抗議の意味をこめて、女優は皆黒いドレスを着る光景が見られた。各授賞式において、受賞者は(余計なことを言ってアカデミー賞を逃さないように)無難なコメントに終始する、緊迫した雰囲気が漂っていたという。アカデミー賞授賞式でも影響が懸念されたが、#MeToo 運動を鼓舞していたTime’s Up(タイムズ・アップ)事務局はアカデミー賞授賞式においては黒ドレスの着用を求めないことを表明。そのかいあって?授賞式では思ったほどセクハラ問題に対する(直接的な)言及は多くなく、もしろ昨年の誤発表をネタに笑いをとって雰囲気をなごませようとしていた。昨年に引き続き、司会をつとめるジミー・ケンメルは「発表されてもすぐに席は立たないでくださいね。去年みたいなことがあったら大変」と言い放ち、短編アニメ賞のプレゼンターとして登場したマーク・ハミルは「(昨年間違って作品賞と発表された)『ラ・ラ・ランド』っていうなよ、『ラ・ラ・ランド』っていうなよ」と自分に言い聞かせながら封筒を開けた。そして作品賞のプレゼンターは昨年の誤発表コンビ、ウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイが"『俺たちに明日はない』公開51周年を記念して"という強烈な紹介のあと、再登場。ウォーレンは「皆さん、またお会いしましたね」とひょうひょうと語り、今回は"正しい結果"を発表した。

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2018.03.05 Monday | 20:17 | アカデミー賞の軌跡 | comments(2) | - |

シェイプ・オブ・ウォーター

シェイプ・オブ・ウォーター (2017 アメリカ)

シェイプ・オブ・ウォーター(2017)原題   THE SHAPE OF WATER
監督   ギレルモ・デル・トロ
脚本   ギレルモ・デル・トロ ヴァネッサ・テイラー
撮影   ダン・ローストセン
美術   ポール・オースタベリー
衣装   ルイス・セケイラ
編集   シドニー・ウォリンスキー
音楽   アレクサンドル・デスプラ
出演   サリー・ホーキンス マイケル・シャノン リチャード・ジェンキンス
     ダグ・ジョーンズ マイケル・スタールバーグ オクタヴィア・スペンサー

第90回(2017年)アカデミー賞作品、監督、作曲、美術賞受賞。主演女優(サリー・ホーキンス),助演男優(リチャード・ジェンキンス),助演女優(オクタヴィア・スペンサー),脚本、編集、撮影、衣装デザイン、録音、音響編集賞ノミネート。第74回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞。

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スリー・ビルボード

スリー・ビルボード (2017 イギリス・アメリカ)

スリー・ビルボード(2017)原題   THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI
監督   マーティン・マクドナー
脚本   マーティン・マクドナー
撮影   ベン・デイヴィス
編集   ジョン・グレゴリー
音楽   カーター・バーウェル
出演   フランシス・マクドーマンド ウディ・ハレルソン サム・ロックウェル
     アビー・コーニッシュ ジョン・ホークス ピーター・ディンクレイジ
     ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ ルーカス・ヘッジズ ケリー・コンドン
     ダレル・ブリット=ギブソン ジェリコ・イヴァネク キャスリン・ニュートン
     サマラ・ウィーヴィング クラーク・ピータース サンディ・マーティン

第90回(2017年)アカデミー賞主演女優(フランシス・マクドーマンド)、助演男優(サム・ロックウェル)受賞。作品、助演男優(ウディ・ハレルソン)、脚本、編集、作曲賞ノミネート

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デトロイト

デトロイト (2017 アメリカ)

デトロイト(2017)原題   DETROIT
監督   キャスリン・ビグロー
脚本   マーク・ボール
撮影   バリー・アクロイド
音楽   ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演   ジョン・ボイエガ ウィル・ポールター アルジー・スミス
     ジェイソン・ミッチェル ジャック・レイナー ベン・オトゥール
     オースティン・エベール ジェイコブ・ラティモア ハンナ・マリー
     ケイトリン・デヴァー ネイサン・デイヴィス・Jr ペイトン・アレックス・スミス
     マルコム・デヴィッド・ケリー ジョン・クラシンスキー アンソニー・マッキー

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ローラ殺人事件

ローラ殺人事件 (1944 アメリカ)

ローラ殺人事件(1944)原題   LAURA
監督   オットー・プレミンジャー
原作   ヴェラ・キャスパリー
脚色   サム・ホッフェンスタイン ジェイ・ドラットラーベティ・ラインハート
撮影   ジョセフ・ラシェル
音楽   デヴィッド・ラクシン
出演   ジーン・ティアニー ダナ・アンドリュース クリフトン・ウェッブ
     ヴィンセント・プライス  ジュディス・アンダーソン
     ドロシー・アダムズ ジェームズ・フレイヴィン

第17回(1944年)アカデミー賞撮影賞(白黒) 受賞。監督、助演男優(クリフトン・ウェッブ)、脚色、室内装置賞ノミネート

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ダンケルク

ダンケルク (2017 イギリス・アメリカ・フランス)

ダンケルク(2017)原題   DUNKIRK
監督   クリストファー・ノーラン
脚本   クリストファー・ノーラン
撮影   ホイテ・ヴァン・ホイテマ
音楽   ハンス・ジマー
出演   フィオン・ホワイトヘッド トム・グリン=カーニー ジャック・ロウデン
     ハリー・スタイルズ アナイリン・バーナード ジェームズ・ダーシー
     バリー・キオガン ケネス・ブラナー キリアン・マーフィ
     マーク・ライランス トム・ハーディ マイケル・フォックス
     ジョン・ノーラン マイケル・ケイン(声)

第90回(2017年)アカデミー賞編集、録音、音響編集賞受賞。作品、監督、撮影、美術、作曲賞ノミネート

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ローマで起った奇妙な出来事

ローマで起った奇妙な出来事 (1966 アメリカ)

ローマで起った奇妙な出来事(1966)原題   A FUNNY THING HAPPENED ON THE WAY TO THE FORUM
監督   リチャード・レスター
脚本   メルヴィン・フランク マイケル・パートウィー
撮影   ニコラス・ローグ
音楽   アーウィン・コスタル ケン・ソーン
出演   ゼロ・モステル マイケル・クロフォード バスター・キートン
     マイケル・ホーダーン フィル・シルヴァース ジャック・ギルフォード
     イングリッド・ピット アルフィー・バス

第39回(1966年)アカデミー賞編曲賞受賞。

ローマで起った奇妙な出来事』は1962年ブロードウェイで上演され、大ヒットしたミュージカルの映画化です。『ウェストサイド物語』の作詞で有名となったスティーヴン・ソンドハイムがはじめて作曲も手掛けた作品としても知られています。損度ハイムの作曲はさほど評価されませんでしたが、オリジナル舞台は第17回トニー賞(ミュージカル部門)で作品、演出、主演男優など6部門を受賞。大ヒット舞台が原作ですが映画はさほど話題にならず、今ではバスター・キートンの遺作として語られることが多い作品です。

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シェルブールの雨傘

シェルブールの雨傘 (1964 フランス)

シェルブールの雨傘(1964)原題   LES PARAPLUIES DE CHERBOURG
監督   ジャック・ドゥミ
脚本   ジャック・ドゥミ
撮影   ジャン・ラビエ
作詞   ノーマン・ギンベル
音楽   ミシェル・ルグラン
出演   カトリーヌ・ドヌーヴ ニーノ・カステルヌオーヴォ
     マルク・ミシェル エレン・ファルナー アンヌ・ヴェルノン

第37回(1964年)アカデミー賞外国語映画賞ノミネート。第38回(1965年)アカデミー賞脚本、作曲、ミュージカル映画音楽、歌曲賞("I Will Wait for You")ノミネート。第17回(1964年)カンヌ国際映画祭パルムドール、国際カトリック映画事務局賞、フランス映画高等技術委員会賞

1964年に公開されたミュージカル映画『シェルブールの雨傘』は台詞なし、全編歌のみで構成する画期的な内容だった。監督はジャック・ドゥミ。音楽はミシェル・ルグラン。第17回(1964年)カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞。ミュージカルはアメリカのもの、という既成概念を打ち破り、ミュージカル映画に新風を巻き起こした。カトリーヌ・ドヌーブの出世作としても知られている。

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私は死にたくない

私は死にたくない (1958 アメリカ)

私は死にたくない(1958)原題   I WANT TO LIVE!
監督   ロバート・ワイズ
原作   バーバラ・グレアム エドワード・モンゴメリー
脚色   ネルソン・ギディング ドン・マンキウィッツ
撮影   ライオネル・リンドン
音楽   ジョニー・マンデル
出演   スーザン・ヘイワード サイモン・オークランド ヴァージニア・ヴィンセント
     セオドア・バイケル ウェズリー・ラウ ルー・クラグマン
     フィリップ・クーリッジ ジェリー・マリガン バートレット・ロビンソン

第31回(1958年)アカデミー賞主演女優賞(スーザン・ヘイワード)受賞。監督、脚色、編集、撮影賞(白黒)、音響賞ノミネート

私は死にたくない』は独り身の老婦人を殺した罪で共犯の男2人と共に逮捕されたが、一貫して無罪を主張し続けた実在の女性死刑囚バーバラ・グレアム(1923-1955)の手記をもとにした作品。死刑制度の是非を問いかける内容で、監督はロバート・ワイズ。バーバラ・グレアムを演じたスーザン・ヘイワードは、アカデミー主演女優賞にこれまで4回候補にあがっていましたが受賞なし。"アカデミー賞をとることを目標"に仕事をしてきた彼女は、”この役ならオスカーがとれる!"とバーバラ役に飛びつき、見事受賞。スーザン・ヘイワードは演技が上手いというよりは、熱演タイプの美人女優。バーバラ役は彼女の資質が存分にいかされていた。冒頭にジェリー・マリガン、アート・ファーマーなどの人気jazzプレイヤーが登場。ハリウッドがはじめて映画音楽としてJazzを起用した作品とも称されている。

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2017.12.29 Friday | 20:04 | Jazz映画 | comments(0) | trackbacks(0) |

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