映画のメモ帳+α

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日の名残り

日の名残り(1993 イギリス)

日の名残り(1993)原題   THE REMAINS OF THE DAY
監督   ジェームズ・アイヴォリー
原作   カズオ・イシグロ
脚本   ルース・プラワー・ジャブヴァーラ
撮影   トニー・ピアース=ロバーツ
音楽   リチャード・ロビンズ
出演   アンソニー・ホプキンス エマ・トンプソン
      ジェームズ・フォックス クリストファー・リーヴ
      ピーター・ヴォーン ヒュー・グラント
      ミシェル・ロンズデール レナ・ヘディ ベン・チャップリン

第66回(1993年)アカデミー賞作品、監督、主演男優(アンソニー・ホプキンス)、主演女優(エマ・トンプソン)、脚色、作曲、美術、衣装デザイン賞ノミネート



執事という仕事に専心するあまり、愛する女性ケントンにも告白できずに終わった老執事スティーヴンの日々をたんたんと描く。原作は日系英国人作家カズオ・イシグロ。そのせいか、主人公の機転がきかない不器用さはどこか日本人的である。スティーヴンは父の死やケントンの結婚など個人的問題を抱えながらも、諸外国の要人たちの身勝手な注文に黙々と応える。執事という滅私奉公の職業の人に対して"あなたの考え"を強要する勘違い俗物たちよ!読んでいる本(安っぽい恋愛小説)をめぐるスティーヴンとケントンとのからみがよい。いつもくどいアンソニー・ホプキンスが抑制に抑制を重ねた演技で男の色気を醸し出す。静かな余韻がずっと残る作品。
☆☆☆☆
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2017.09.24 Sunday | 00:04 | - | - | - |

コメント

カズオ・イシグロは大好きな作家さんです。好きな原作の映画化は、がっかりすることも多いのですが、本作は、映像化されたことで、人物の佇まいだけでなく、景色や建物の息遣いまで感じることができて満足しました(偉そうな感想ですね(笑))。

アンソニー・ホプキンス、キャスティングを知り、他に誰かいなかったのかと最初は思ったのですが、抑制された演技はさすがでした(ここでも偉そうな感想です)。
2016/08/26 12:27 PM by パール
パールさん、こんばんわ。
原作は未読。気乗りのしない題材でしたが
淀川長治氏がほめていたので観に行ったら
期待をはるかに上回る、静かなる大人の映画で
大満足でした。

濃い顔、くどい演技が持ち味のアンソニー・ホプキンスをここまで抑え込ませることで妙な色気が出ていた。ホプキンスにとって「羊たちの沈黙」と並ぶ代表作だと思います。
2016/08/26 8:15 PM by moviepad

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