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マネー・ショート 華麗なる大逆転

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2015 アメリカ)

マネー・ショート 華麗なる大逆転原題   THE BIG SHORT
監督   アダム・マッケイ
原作   マイケル・ルイス 『世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち』
脚本   チャールズ・ランドルフ アダム・マッケイ
撮影   バリー・アクロイド
音楽   ニコラス・ブリテル
出演   クリスチャン・ベール スティーヴ・カレル ライアン・ゴズリング ブラッド・ピット
      ルディ・アイゼンゾップ ケイシー・グローヴズ マリサ・トメイ アデペロ・オデュイエ
      レイフ・スポール ハミッシュ・リンクレイター ジェレミー・ストロング ジョン・マガロ
      フィン・ウィットロック デイヴ・デイヴィス メリッサ・レオ カレン・ギラン マーゴット・ロビー

第88回(2015年)アカデミー賞脚色賞受賞。作品、監督、助演男優(クリスチャン・ベール)、編集賞ノミネート



2005年アメリカ、金融トレーダーのマイケルは、格付けの高い不動産抵当証券に信用度の低いサブプライムローンが組み込まれていることに気づき、数年以内に経済は破綻すると予測。CDSという金融取引で破綻した際、巨額の保険金が入る契約を投資銀行と結ぶ。同じころ、銀行家ジャレド、ヘッドファンドマネージャー、マーク、引退した銀行家ベンなども破綻の兆候に気づき、行動を開始していた。見かけの金融システムを信じず、悲観的な見方をした者が最後に笑うというお話。4人の主要登場人物の性格は全く異なるので、最後の"笑い方”も人それぞれ異なるのが物語の肝。誰かを不幸のどん底に落とさないとウォール街では金儲けできないのか。
☆☆☆★★★
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 この映画、はっきりいって予備知識ないとキツイです。
コメディ畑のアダム・マッケイ監督らしく、劇中で専門用語の説明はしてくれるのですが
これが...あまり役に立たない。
乱暴な言い方をすれば

「数年後、金融崩壊が確実とにらんだ輩たちが、破滅した場合、受け取れる保険金のようなもの(CDS)を前もって大量に買い占めておく。
あとは来るべき破滅の日をひたすら待ちわびて、その日が来たら蓄えておいたCDSを売りさばいてひと儲けする

という物語の大枠を頭に入れておけば
細かいディテールがピンとこなくても、何とか楽しめると思います。
正義感に満ちたスティーヴ・カレルも仙人もどきのブラピも結局、やったこととは一緒。見るからに悪徳なライアン・ゴズリングと結局、同じ穴のムジナです。クリスチャン・ベールは...ただの変人(笑)。

"CDSをひたすら買いためておいて、その日に備える"という核の部分ですらわかりづらいんですね。
ウォール街を描いた映画らしくテンポよく進むため、理解が伴わないままどんどん物語は進む。
CDO(債務担保証券)とCDSも一字違いなので、頭混乱しそう。

しいて言えば、その破滅の原因となったサブプライムローンについても理解しておけばさらに楽しめます。
一応、このサイトにも説明のようなものがあります。
拙記事「キャピタリズム マネーは踊る」の真ん中あたり、★ 資本主義は悪なのか?から下を読んでいただければ....


 注 筆者もこのあたりの事情は全然詳しくないんです。
↓がわかりやすい。ドヤ顔の専門家が書いたものを読むと、逆にわからなくなると思います。
金融用語に振り回されない!どこよりも分かりやすい『マネー・ショート 華麗なる大逆転』解説

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2017.11.23 Thursday | 00:06 | - | - | - |

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マネー・ショート 華麗なる大逆転 / The Big Short
事実を下にした作品。2007年から2009年に起きた、サブプライムローン破綻を巡り、その徴候に先んじて気づき、巨額の利益を上げた兵達を姿を描いている。 事前に、映画評論家のアリコンさんの開設で、クリスチャン・ベールが演じたマイケル・バーリの片目が義眼で有ると
(勝手に映画評 2016/03/06 4:52 PM)
「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
アメリカが、国民のみならず政府までその経済的な成長を疑う事なく経済発展の春を謳歌していた2005年、最も安定性が高いと言われていた不動産市場の崩壊を予測し、不動産債権で空売りを仕掛けて莫大な利益を得たアナリスト、金融マンの物語。確かに、誰も疑うことのなか
(ここなつ映画レビュー 2016/04/08 12:57 PM)

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