映画のメモ帳+α

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タイタニック (1997)

タイタニック(1997 アメリカ)

タイタニック (1997)原題   TITANIC
監督   ジェームズ・キャメロン
脚本   ジェームズ・キャメロン
撮影   ラッセル・カーペンター
美術    ピーター・ラモント
衣装デザイン  デボラ・L・スコット
音楽   ジェームズ・ホーナー
出演   レオナルド・ディカプリオ ケイト・ウィンスレット
      ビリー・ゼイン キャシー・ベイツ フランシス・フィッシャー
      ビル・パクストン バーナード・ヒル ジョナサン・ハイド
      ヴィクター・ガーバー デヴィッド・ワーナー グロリア・スチュアート

第70回(1997年)アカデミー賞作品、監督、編集、撮影、美術、衣装デザイン、視覚効果、録音、音響効果編集、音楽、歌曲賞("My Heart Will Go On")受賞。主演女優(ケイト・ウィンスレット)、助演女優(グロリア・スチュアート)、メイクアップ賞ノミネート



1912年、豪華客船タイタニック号内。画家志望のジャックは上流階級の娘ローズと出会う。ローズには裕福な婚約者がいたが、ジャックと身分違いの恋に落ちてしまう。だが、2人には過酷な運命が待ち受ける。現実のタイタニック号沈没事件を背景にラブストーリーを組み合わせた作品。ヒロインが"貴族の娘が徐々に強さを身につけていく"ようにはとても見えない。最初から強く太ましいため、物語に入り込めず。陶器のロゴにいたるまで正確を期したという船の内装をもう少しじっくり見せてほしかったが、タイタニック号が傾いて2つに割れ、乗客が滑り落ちる場面はさすがの迫力。全世界で20億ドル超のメガヒットとなり、当時の記録を更新した。
☆☆☆★★
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※ 制作時、当時では桁はずれ、2億ドルを超える製作費が話題となった。『ウォーターワールド』(1995)の記憶も新しく、海ものは当たらないというのが映画業界では定説だったこともあり、公開前から"大災害(大コケ)になるだろう","沈没確実"などと揶揄する声も多々あがっていた。だが、映画公開されるやいなやその声も鳴りやみ、記録的なヒットとなる。ジェームズ・キャメロンが次作『アバター』で抜き去るまで、歴代世界興行収入トップを維持していた。Titanic(boxofficemojo) メガヒット作品に共通する傾向ですが、日ごろ映画をあまり観ない人ほど、本作に熱狂しリピーターとなっていた感。上映時間3時間を超える作品なのに...。

※ 作品ヒットに大きく貢献したレオナルド・ディカプリオはアカデミー主演男優賞にノミネートされなかったため、アカデミー賞授賞式に出席しなかった。レオ本人は最後まで出席するかどうか迷っていたけれど、レオママが"出席する必要なし"と一喝したためと言われている。ジェームズ・キャメロン大先生は「協調性のない奴だ」とおかんむりだったとか。後日、キャメロンはケイト・ウインスレットの演技を絶賛し、また一緒に仕事したいと語ったが、(一方のケイトは"キャメロンとまた一緒に仕事をするなら莫大なギャラが必要ね"と消極的なコメント)レオについては「水道の蛇口をひねるように演技を変える」(技巧的という意味?)、あるメディアでは「手足をバタバタさせているだけ」と否定的。受賞式欠席を根にもった?ところが、キャメロンは『アバター』のとき、サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバーらに"(レオですらノミネートされなかったのだから)本作でアカデミー賞にノミネートされるという期待は持たないように"と前もって釘をさしていたという。やっぱり認めてた?

※ ジェームズ・キャメロンは当初、映画のエンドロールに歌を流すのは商業的すぎると批判されると恐れ、本作に主題歌を作る予定はなかった。だが、ジェームズ・ホーナーは勝手に曲をつくり、デモ版をセリーヌ・ディオンに歌わせようとした。セリーヌは当初"マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン"を嫌い、(今は"私の最高傑作"といっている)レコーディングを嫌がったが、夫の説得でしぶしぶ承諾。
My Heart Will Go On - Original Movie/Demo Version
ホーナーはキャメロンのご機嫌が良いときを見計らってこの曲を聞かせ、キャメロンは前述の不安を抱えながらも承諾。

なかなか情報が出てこなかった映画公開前、"『タイタニック』に大物歌手が主題歌担当"と報道されたときのことをよく覚えている。さて誰だろうと思ったら、セリーヌ・ディオンと聞いてあまりの予定調和にズコー、でした。でも結果は大成功。アカデミー歌曲賞はもちろん、グラミー賞最優秀レコード、最優秀楽曲、最優秀ポップ歌手も制覇。ちなみにケイト・ウインスレットは「この曲を聴くと反吐が出る」と発言。もっとも曲そのものが嫌いという意味でなく、自分がレストランなど行く先々で勝手にこの曲を流され、しまいには歌えとまで言われることが頻繁に起こったゆえだという。セリーヌは「"My Heart Will Go On"が永遠の名曲と言われるようになって本当にうれしい」。ゲロゲロ発言したケイトに対しては「今まで何回あの曲を歌ったか数えたりしたら私自身もちょっとウンザリするかもしれないわ。あの曲を歌っていたのがアナタじゃなくて良かったわねってところかしら」とさらりとかわしている。セリーヌって個人的に苦手だったんだけどラスベガス公演を行った際、「私のショーが退屈でお客が寝ている」と平然と言い放ったリする。結構、面白い人なのかも。

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2017.11.24 Friday | 00:03 | - | - | - |

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