新婚道中記(1937 アメリカ)

原題 THE AWFUL TRUTH
監督 レオ・マッケリー
原作戯曲 アーサー・リッチマン
脚本 ヴィナ・デルマー
撮影 ジョセフ・ウォーカー
音楽 モリス・W・ストロフ
出演 アイリーン・ダン ケイリー・グラント
ラルフ・ベラミー アレクサンダー・ダーシー
セシル・カニンガム モリー・ラモント
エスター・デイル ジョイス・コンプトン
ロバート・アレン ロバート・ワーウィック
メアリー・フォーブス
第10回(1937年)アカデミー賞監督賞受賞。作品、主演女優(アイリーン・ダン)、助演男優(ラルフ・ベラミー)、脚色、編集賞ノミネート

離婚しようとしている夫婦の話。いつも若く見えるケーリー・グラントが本当に若い時だし、アイリーン・ダンの暴演ぶり、ラルフ・ベラミーの"ダサダサダンス"、ナイトクラブの歌姫のスカートひらり場面も楽しい。トークの応酬もうるさすぎず程良いさじ加減。動物も大活躍です。目立つのは犬のスミス君だけど、個人的にはラストの黒猫チャンがつぼ。レオ・マッケリー監督の即興的演出に戸惑ったグラントは「この映画は絶対失敗するから降板させてほしい」と撮影中ずっと頼み込んでいたとか。結果は大成功!いわゆる
スクリューボール・コメディの中で一番好きな作品。ところでラスト、これって法的に離婚は成立したんだよね?手続き間に合わない。
☆☆☆☆★
←この記事が参考になりましたら左のバナーにクリックお願いします!
