我は海の子
我は海の子(1937 アメリカ)
原題 CAPTAINS COURAGEOUS
監督 ヴィクター・フレミング
原作 ルドヤード・キプリング
脚本 マーク・コネリー ジョン・リー・メイヒン デイル・ヴァン・エヴェリー
撮影 ハロルド・ロッソン
音楽 フランツ・ワックスマン
出演 スペンサー・トレイシー フレディ・バーソロミュー
ライオネル・バリモア メルヴィン・ダグラス
ミッキー・ルーニー ジョン・キャラダイン
チャーリー・グレープウィン レオ・G・キャロル
第10回(1937年)アカデミー賞主演男優賞(スペンサー・トレイシー)受賞。作品、脚色、編集賞ノミネート
原題 CAPTAINS COURAGEOUS
監督 ヴィクター・フレミング
原作 ルドヤード・キプリング
脚本 マーク・コネリー ジョン・リー・メイヒン デイル・ヴァン・エヴェリー
撮影 ハロルド・ロッソン
音楽 フランツ・ワックスマン
出演 スペンサー・トレイシー フレディ・バーソロミュー
ライオネル・バリモア メルヴィン・ダグラス
ミッキー・ルーニー ジョン・キャラダイン
チャーリー・グレープウィン レオ・G・キャロル
第10回(1937年)アカデミー賞主演男優賞(スペンサー・トレイシー)受賞。作品、脚色、編集賞ノミネート
金持ちのワガママな餓鬼が漁船に紛れ込み、人として成長していく姿を描いた作品。前半はこんなクソガキ早く海につきおとせ、といいたくなる場面が続くが、次第にトレイシー演じる漁師と心を通わせるようになる。ライバル船とのやじの掛け合いなど漁師の実態がうまく描かれていて面白い。海の荒波もリアル。金持ちの父子の断絶と和解もテーマのひとつだが、富豪の父親がいやな奴に描かれていないのがよい。クソガキも最後はかわいいお坊ちゃんに無事成長。本物の漁師にしかみえないスペンサー・トレイシーの演技力により見ごたえのある作品となっている。トレイシーは本作で初のアカデミー主演男優賞に輝いた。それにしてもこの邦題いいのかなあ。
☆☆☆★★
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