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イカとクジラ

イカとクジラ (2005 アメリカ)

「イカとクジラ」公式サイトにリンク原題   THE SQUID AND THE WHALE      
監督   ノア・バームバック
脚本   ノア・バームバック      
撮影   ロバート・イェーマン         
音楽   ブリッタ・フィリップス ディーン・ウェアハム
出演   ジェフ・ダニエルズ ローラ・リニー
      アンナ・パキン

第78回(2005年)アカデミー賞脚本賞ノミネート

家族のあり方を描いた映画はやや苦手です。
家庭ほど個人のエゴが露骨に出る場所はないでしょう。
よって登場人物の誰にも共感できない...というパターンが大半。この「イカとクジラ」も残念ながら例外でありませんでした。

〜物語〜
舞台は1986年のブルックリン。
バーナード(ジェフ・ダニエルズ)は元売れっ子作家で、今は大学講師をして食いつなぐ
一方のジョーン(ローラ・リニー)は有名誌『ニューヨーカー』でのデビューを控えた新進作家である。この夫婦は子供たちに対して自分たちが離婚することを告げる。16歳のウォルト(ジェシー・アイゼンバーグ )、12歳のフランク(オーウェン・クライン)の2人の息子は共同監護という形で曜日ごとに父と母の家を行ったり来たりの生活を強いられる...。

親になれない大人と、背伸びして大人になろうとする子供たちの衝突の物語です。

父親のバーナードは子供相手のテニスにすらムキになる。息子たちに文学を語り
フランクには「読書と映画に関心のない僕はどうせ俗物だ」なんて言われる始末。
12歳のお子様がはく台詞ではございません。どんな教育したんでしょうね(笑)。
まあ、「勝手にしやがれ」や「ブルー・ベルベット」を子供に見せるようなお方ですから...。

一方、母親のジョーンは子供たちをchicken(臆病者、青2才)と呼ぶような女。
ウォルトから離婚を攻め立てられると、「chicken,私も苦しんだのよ
また、彼が出演する音楽コンクールを見に行った後、彼から邪険にされると
わざわざ見に行ってあげたのにその態度は何よ」と彼を平手打ち。
フランクが予定外の曜日に尋ねてくると「時には子供抜きの日も必要なのよ。帰りなさい」自分はテニス・コーチとお楽しみの真っ最中だった...。

時折は子供のことを考えているふりをするが、結局は自分のことだけで手一杯の大人たち。
そんな親に育てられた2人が子供らしくのびのびと育つわけもなく...。
フランクはストレスからビールやウイスキーを飲むようになり、ウォルトは学校の音楽コンクールでピンクフロイドの「HEY YOU」という曲を自作曲として発表してしまう。
「あれくらいの曲なら僕でも書ける」と言い放つところなどまさに16歳。生意気勘違い盛りですな(笑)

父親の「本も読まず映画を見ない奴は知的ではない」という考え方がこの妙な家族形成の基盤になっています。賛同するウォルト。反発する母親とフランク。
「(妻の)浮気相手は精神科医だけど、全然知的なところがない」
バーナードは妻の浮気に怒っていたというよりは浮気相手がいつも”知的でない”ことが気に入らなかったのだ。これが離婚の原因...?

また、舞台設定が1986年というところがみそ。監督のノア・バームバックの自伝的作品らしいです。音楽コンクールの場面で、女の子がMr.ミスターの「キリエ」という歌をアカペラで歌う。この曲が流行っていたころは僕は丁度洋楽に関心を持ち始めていた時期。何でこんなつまらない歌がヒットチャートNo.1になるんだろう?アメリカって不思議な国だなあ、とぼんやり思ってました。○年ぶりに聞いたこの歌。やっぱりつまらない歌でした(笑)バブリー真っ盛りの80年代後半というのは日米ともにポピュラー音楽のレベルが落ちはじめていたころではないかな...。何か縁側老人の繰り言みたいですね(笑)。

ちなみにウォルトはLPレコードでロックを聴いています。
この頃はちょうどCDが普及し始めたころ。
母親はタイプライターで文章を書く。もうワープロは十分に普及していただろうに。
インテリ家族は新しいものには飛びつかないのね

別れたあとでも妻が自分の本を書棚に置いてくれていたことに感動し、バーナードは2人の子供の前で「もっと家族の時間を増やそう。ハンバーグも作れるようになったし」と告白します。
「たかがハンバーグごときで...」
ジョーンは涙がでるほど大笑いします。一般的に、男女の別れに関しては(離婚に限らず)
男のほうがいつまでも引きずるといいます。離婚というものに対する男女の受け止め方の違いがよく出ている場面です。ただ、バーナードが妻への愛情から出た言葉だったのかどうかはこの映画の中からは読み取れません。ただ単に、"自分の本を今でも置いてくれていたこと"が自尊心を満たしただけで、そもそもこの男が"家族の時間"なんて言葉を使ったのははじめてだったのかもしれません。家族を描こうとするあまり、この夫婦の愛憎関係の描写が非常に浅いのが残念です。この映画からは、2人とも自分勝手な馬鹿親にしか見えない。共同監護という形をとったのは「2人とも同じくらい子供を愛している」からではなく、お互いに親権を譲り合ったゆえの妥協案ではないかと思えるほどです。

タイトルの「イカとクジラ」とはニューヨークの自然博物館にある展示物の名前。離婚してもやむことのない父親と母親のいざこざに嫌気がさし、ウォルトは発作的にこの展示物を見に行きます。このときウォルトが感じたことがこの作品のテーマなのでしょう。
子供時代の心を象徴する物は誰にでもあるものです。

何はともあれ、見る人を選ぶ映画です。
1980年代に青春時代を過ごし(観客の年齢層はもう少し上でしたが)、かつ「本も読まず映画も見ないヤツは俗物だ」という考え方に、何かしらひっかかる部分のある人なら(自称インテリってやつですか)この映画を楽しめるでしょう。
ワタシは俗物、何がワルいの!と思う人はちょっとつらいかも、デス。
まあ、そーいう人はこの映画を見に行くことはないと思いますが。
現在、新宿の武蔵野館での単館上映中。大規模書店が揃っている新宿。ぴったりの場所ですね(笑)
上映時間は81分。最近では珍しいほど短いですが、僕は結構長く感じました。
登場人物の誰にも感情移入できない作品ってやっぱりつらい。作品自体は軽妙なタッチで描かれているんですが。

アカデミー賞脚本賞ノミネートをはじめ、昨年のアメリカ映画賞をにぎわせた作品。
ちなみにアメリカの映画評論家は日本のソレとは比べ物にならないくらい地位が高い文化人様だとか。となると「本も読まず映画も見ないヤツは俗物だ」と思ってる知的俗物たちがこぞってこの映画を支持したわけですね。彼らはみんなMっ気があるのだろうか(笑)
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2006.12.03 Sunday | 01:23 | 映画 | comments(4) | trackbacks(25) |

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2020.01.19 Sunday | 01:23 | - | - | - |

コメント

遅くなってすいません。TB有難うございました。あまり見る機会の少ない秀作ですよね。
2006/12/06 4:49 PM by yesquire
yesquireさん、コメントありがとうございます。

両親が2人とも自分のことしか考えていないと子供は困りますよね(笑)
珍しいタイプの作品です。
2006/12/06 9:04 PM by moviepad
コメントありがとうございました。

この映画は全体的な評価は高かったのですが、熱烈なファンは少なく10点満点というよりは7.5点、ぐらいの意見が多かったです。

これからも参考にさせてもらいます。
よろしくお願いします。
2006/12/16 9:42 PM by ロイ from 週末映画!
ロイさん、コメントありがとうございます!

すいませんね。点数とか星取りとか値段とかそーいうわかりやすい基準を提出していないのでコイツがこの映画をどのくらい評価しているかは全文を読む苦行を強いなければわからないようになっております。(笑)
主観で判断していただいて結構です。今後もよろしくお願いしますm(_ _)m

余談ですが、来年公開予定の某話題作についてとんでもないことを書く予定です。
判定に困ると思いますので、ここは参照しないほうが無難だと思います(笑)
2006/12/17 12:54 AM by moviepad

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