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マドンナ「コンフェッションズ・ツアー」東京公演レポート!〜Time goes by so slowly〜

さて9/21 ワールド・ツアー"コンフェッションズ・ツアー"の最終日となる東京公演に行ってまいりました!この公演に備えてアルバム「コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア」はもちろんのこと19日には○年前に見ていた『イン・ベッド・ウィズ・マドンナ』、前日20日には『I'M GOING TO TELL YOU A SECRET』を見て頭を完璧にマドンナモードにして出かけました。前日の20日、通勤帰りで水道橋(東京ドームの最寄り駅)を通りかかったとき、「ああ、今頃この近くにあのマドンナ様がいらっしゃるんだな〜」と妙に感動。ほとんどビョーキですね。

ということで21日。どうせ遅れるだろうと思ったものの、大事をとって開演予定15分前の6時45分には会場に到着していたのですが...。ワタクシガバカデシタ。完璧なリサーチ不足。まあ20分くらい遅れるのはどのコンサートでも当たり前なのでその辺りまではあまり気にしていなかったのですが...30分たち、40分たっても一向に始まる気配がない。一部の人は余裕ぶっこいていて食事してたり、席を外したり。何だこれは!オメーラが席つかないから始まらないんじゃないのか!女王様、このアホな客どもを一喝して!(笑)とうとう僕もトイレ&煙草休憩のため席をはずしたのですが、突然始まったらどうしよう?と気が気ではなく...。50分たったころ、突然客席からざわめきが起こりました。マドンナ様が花道からご登場かと思いきや(んな訳ないか)ピンクのドレスを着たやたら派手な2人組が客席に入場した模様。そう、叶恭子、叶美香姉妹です。(客席がみんなそう言っていただけで僕はよく見えませんでしたが)

まさか....こいつらの到着を待って開演するつもりだったのか!

ありえない邪念すら思い浮かべるほど僕はイラツキはじめていた。客席では突然、若い外人2人が突然音頭をとって周りを煽りはじめる。突然1階席から手拍子がわきおこる。これが「ええ加減に早よ始めんかい!」の合図だってことはマドンナ様に伝わったのだろうか?ロシアのマフィアから「コンサートを中止しなければ、子供と共に誘拐する」との脅しを受けてもその手のことに慣れているマドンナ様はびくともしなかったらしい。こんなちゃっちな合図、伝わるはずがないよな(;_;)。さすがに8時をまわり、1時間を越えたあたりから、本当にコンサートは行われるのだろうか?食あたりで体調不良だの音響が悪いとかで中止になるのでは?という不安すら頭をよぎりかけた。今日はワールドツアーのラスト公演。そんなことするはずないよな...。もしかして「私より派手な格好しているあの目障りな2人を早く追い出して!!!それまでコンサートは開始しないわ!!!」とマドンナ様がごねているのだろうか?(爆)

ちなみにこの日、シャロン・ストーンがプライベートで来日しており、両国国技館で大相撲を観戦していたといいます。シャロンは十両の取り組みからご覧になる熱心さで、終了後支度部屋を訪れて朝青龍と握手。横綱から手形と反物、フィギュアをおみやげにもらいご機嫌だったとか。シャロンは以前『BODY/ボディ』が『氷の微笑』のパクリだとしてマドンナ様を批判したことがある。まさか「あのビッチをここに連れて来て!私の代わりに十字架に張り付けよ!連れてくるまでコンサートははじめないわ!!!」とマドンナ様が怒鳴っていたのだろうか?(爆)

1時間10分後、ようやく会場が暗くなりコンサートがはじまる気配がした。よかった。よかった。後で調べたところ、マドンナのコンサートでは1時間程度の遅れは当たり前。長年のファンはその辺のことは熟知していて、時間通り来るなんて真面目なことはしないそーです(^^;ふう、マライアがプロモーターにメールしてマドンナの公演遅延時間を調べさせ、「マドンナが1時間遅れなら、私は2時間よ!じゃないとプライドが許さないわ!」などと思わなければいいけど(爆)。マライアもマドンナに負けず劣らず開演時間遅れまくるので有名らしいですよ。ネイルがこわれたとかが理由らしいですけど(笑)こーいふの、待たせてじらせてヒートUP作戦なんですかね。それとも単なるスターの見栄?

妄想ばかりを長々と書き散らしても仕方あるまい。本題に入ります。



 第一部 "EQUESTRIAN SECTION

ついに制作費2億円といわれるミラーボールから♪Connect to the sky Future lovers ride...♪"フューチャー・ラヴァーズ"を歌いながらマドンナ様がご登場すると会場は待たされた鬱憤を吐き出すかのように一気にヒートアップ。歌は途中から何故かドナ・サマーのヒット曲"アイ・フィール・ラブ"に変わる。ダンス・ミュージックへの賛美の意味合い?続いて「コンフェッションズ・・・」からのサードシングル"ゲット・トゥゲザー"と続く。このツアーは4部構成になっており、この最初のパートは"EQUESTRIAN(乗馬者、騎手) SECTION"と名づけられたパート。騎手にふんしたマドンナが馬に見立てたダンサーにムチ打ち、馬乗り。ダンサーは首をつながれており奴隷さながらです。全く相変わらず破廉恥ですわ。ヒット曲"ライク・ア・ヴァージン"のとき昨年落馬事故で骨折したときのレントゲン写真を映し出すなどの茶目っ気も。アメリカで思わぬ大ヒットとなった映画『プラダを着た悪魔』に使用された"ジャンプ"を歌ってこのパートは終了。観客は生マドンナにしばらく興奮状態って感じでしたね。僕は大スクリーンに映し出されたマドンナ様の美しさにひたすら見とれておりましたが。


 第2部 BEDOUIN SECTION

第2部”BEDOUIN(ベドウィン族; 遊牧民族; 浮浪者) SECTION”にうつります。
大ヒット曲"リヴ・トゥ・テル"で始まるのですがが、ここがこのツアー最大の物議を醸した箇所!血を彷彿させる赤いシャツを着たマドンナが何と十字架に貼り付けになった姿で登場するのである。
「無礼で悪趣味」「神への冒涜」とドイツ、イタリア、ロシアをはじめ各国で波紋を繰り広げていた。

ドイツでは"禁固刑"相当の可能性があるとして検察がショーを監視。結局悪意は感じられないとしてお咎めなしだったんですが(^^;。イタリアやオランダでは、この十字架パフォーマンスを巡って、宗教関係者による爆破の“脅し”があったという。ローマ公演が行われたのは、ローマ・カトリック教会の中心地であるバチカン市国からわずか1.6キロほどの距離にあるスタジアム。ローマ法王ベネディクト16世を公演に招待し、バチカンの怒りをさらに刺激、ムッソリーニの写真のあとにローマ法王の写真を見せるなど、もうやりたい放題。集まった7万人のファンもこの場面だけは静まり返ったといいます。マドンナ初となるロシア公演では会場予定地がたびたび変更。日程も当初予定の9/11から9/12になった。7000人の警官を配備して、大きな問題もなく無事終了したらしいです。

マドンナ十字架"ライク・ア・プレイヤー"のとき同様、この手のことはマドンナの得意技で騒げば騒ぐほど宣伝になるだけ。結局、公演中止も逮捕もできないのだから黙殺したほうが賢いと思うのだが。騒いでくれないとマドンナがこれじゃ宣伝にならないと怒ってもっと過激なパフォーマンスをしかねないと危惧したのだろうか?さてわが日本の反応ですが、宗教に鈍感な国ならではで、前より少し静かになった程度デシタ。近くに座っていた女なんか踊ってた。(笑)後ろのスクリーンにはアフリカの恵まれない子供達の写真が映し出され最後は激しい炎の映像に変わる。マドンナの伝えたいことは明白であり、神への冒涜だのと騒がれるような演出ではないように感じました。ただ"リヴ・トゥ・テル"は個人的にとても好きな歌なので、歌以外の要素に気をとられすぎる演出はしてほしくなかった。シンプルに歌が聞きたかったというのが僕の本音です。他の歌ならいいって訳じゃないですけどね。

21日のツアー終了後、マドンナはこの「はりつけパフォーマンス」について弁明を発表した。「これは十字架の着用や、聖書に記されているように、十字架を背負う、ということと同じ。私のパフォーマンスは反キリスト教でも、神への冒涜でもないし、不敬でもない。むしろ、お互いを助け合い、世界をひとつの共同体として見てほしいという、観客への呼びかけである」「もしキリストが生きていたら、彼も同じことをすると、私は心から信じている」さらに「アフリカでは毎日大勢の子供たちが亡くなっていて、彼らは生きていても十分な世話も治療も受けられず、希望もないということに注目してもらうこと。人々には心を開いて、できることがあったら何でもしてほしい」と述べている。うーん、そういわれると"リヴ・トゥ・テル"の歌詞はぴったりですね。


このパートはその後"フォービドゥン・ラヴ"(この歌でのダンサーとの3人での組み手体操みたいな動きは何の意味?見てて面白かったけど)"アイザック""ソーリー"(カメラに向かってお尻を押し付け、股の間から中指立てるマドンナらしいパフォーマンスもありました)、「ライク・イット・オア・ノット 」と続きます。"アイザック"の時トイレタイムにした人がとても多かった。僕はマドンナに睨まれるのが怖くてちゃんと聞いてましたが(笑)


 第3部 NEVER MIND THE BOLLOCKS SECTION

第3部は"NEVER MIND THE BOLLOCKS SECTION"と題されたパート。("たわ言は気にしないで"とでも訳すべきでしょうか。ちなみにbollockには別の意味もあるのですがあえて書かないことにします)ギター片手にロック色の強いパートです。"アイ・ラヴ・ニューヨーク"の後、東京も好きよとリップサービスも忘れない。どこでも同じこと言ってんだろー、と突っ込み入れる勇気のある人はいなかった模様です。「今日はこのツアーのラスト公演。この美しい国でツアーを終えるのも悪くないわ」とものたまわれました。実はラストは日本ではなくオーストラリアの予定だったが、子供をイギリスの学校に行かせなければならないため断念したという。(イギリスでは9月から新学期)マドンナがかつて「日本に行くならオーストラリアにも行くわ」とコメントしていたにもかかわらず、ツアー予定から外されたためオーストラリアでは嘆願運動が起こっていた。オーストラリアには日本同様ここ13年間コンサートを行っていなかった。マドンナは公式サイトでこの件を謝罪している。

続いての曲は"レイ・オブ・ライト"。オリジナルより低めのキーで歌っており、例の舞い上がるようなハイトーンの雄たけびもなくやや拍子抜け。オリジナルのイメージが強く変にロックアレンジするより口パクでもいいからオリジナルに近い形で魅せてほしかった気がする。そのあと"レット・イット・ウィル・ビー""ドラウンド・ワールド""パラダイス(ノット・フォー・ミー)"と続きます。"パラダイス〜"では再びトイレタイム利用率高し。せっかくバックに桜が散る映像を流してくれてたのに^^;。


 第4部 DISCO SECTION

さて最後第4部は「世界中をダンスフロアにする」とマドンナ様が豪語された本領発揮の”DISCO SECTION"。レオタードで登場したマドンナは"MUSIC""エロティカ"(やっぱりこの曲では若干会場は引き気味でした。知らない人も結構いたんじゃないかな。マドンナいわく"好きな曲"だそうですが。僕は予想外の曲なので逆に新鮮で楽しめましたが)、定番曲"ラ・イスラ・ボニータ"、(ダンス・ヴァージョン かなり格好よかった)"ラッキー・スター"そして♪Time goes by so slowly♪を強制的に歌わせの大合唱"ハング・アップ"で終了!他の公演同様、ラストだからといって特にアンコールはなく、拍子抜けした人も多かったようです。


Hung Up (Live At Studio Coast Japan 2005)



ちなみにマドンナが「Am I p○ssy?」とお下品極まりない問いかけをしてきて、会場が苦笑につつまれた場面がありました。
よかった。ここで「イエー」なんて言うヤツがいなくて(笑)

マドンナはこのツアーのため12週間、計1000時間に及ぶリハーサルを積んだという。
48歳とは思えないほどのダンス、しかもほぼ生歌(ちょっと前にエルトン・ジョンに「高額のチケット代とって口パクする」と批判されたのが応えた?)振り付けこそ昔ほど激しくはないが、切れ味は僕が見た16年前の『Blond Ambition Tour』よりはるかによかった。視覚効果も一段と大規模になっており、今回は大満足の内容でした。14000円の価値は十分あった!!!マドンナはレコードだけじゃなくステージのクオリティも確実に上がってるんだな、とひたすら感心。前回と違ってマドンナ様もご機嫌よさそうで何よりでした(笑)。

この"コンフェッションズ・ツアー"は、60公演で120万人を動員し、1億9370万ドル(226億6290万円)の総収益があった計算になるという。シェール"フェアウェル・ツァー"が3年がかりで築き上げた1億9250万ドルを120万ドル上回り、女性アーティスト史上最高のツアー興業収益を記録した模様です。
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2017.06.24 Saturday | 00:56 | - | - | - |

コメント

キリストはマドンナを支持しますよ。
キリストならマドンナの言うとおりしますよ。
キリストは貧しい人
苦しい人
悲しい人
を、放っておくはずないですよ・・・
キリストと
キリスト教組織は
別物・・・
2006/09/28 9:30 PM by きぼう屋
きぼう屋さま コメントありがとうございます。マドンナ自身も「もしキリストが生きていたら、彼も同じことをすると、私は心から信じている」と言ってますね!
2006/09/29 1:32 AM by moviepad

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