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第82回アカデミー賞ノミネート予想!

ノミネートが発表されました!→速報!第82回アカデミー賞全ノミネートリスト

いよいよ2月2日(現地時間 日本では22時45分ごろ?)に迫ってまいりました第82回アカデミー賞のノミネート発表!性懲りもなく今年も主要6部門ノミネート予想にトライします。2006年度の予想的中率は8割、2007年度は7割、2008年は7割5分強、まあ、こんなもんです。あんまり当たりすぎても面白くないので適度にヤマをかけながら予想していきます。例年通り、当確候補については受賞予想までネタをとっておき、当落選上と呼ばれる候補者を中心にコメントしていきます。

 2/3 今年の的中率は8割でした。かなりハズシにいったのに...。くやしい(爆)。

※ 名称の前の印は以下のような意味です、
 当確 (まず落ちることはないでしょう)
○ 有力 (ノミネート漏れの危険はゼロとはいえないが、ほぼ確実)
△ 微妙 (当落線上) 
× 大穴 (可能性はかなり低いが、ひょっとすると?)


[作品賞]
「アバター」
「ハート・ロッカー」
「イングロリアス・バスターズ」
「プレシャス」
「マイレージ、マイライフ」
○「第9地区」
○「スター・トレック」
○「カールじいさんの空飛ぶ家」
△「インビクタス 負けざる者たち」
×「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」

runner-up
△「17歳の肖像」
△「(500)日のサマー」
△「A Serious Man」
△「NINE」
×「キャピタリズム マネーは踊る」
×「ハングオーバー」
×「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」

安易なリメイクと続編ばかりがはびこるハリウッド。にもかかわらずアカデミー賞事務局は、大豊作と言われた第12回(1939年)を引き合いに出しアカデミー賞作品賞ノミネート枠をこれまでの5枠から10枠に拡張する暴挙に踏み切りました。しかも「10作品にひろげれば、アニメや外国語映画、ドキュメンタリーなどにも作品賞のチャンスが出てくる」と心にもないことをのたまわれる始末。本当はアカデミー賞にはノミネートされにくくなったヒット映画を作品賞候補にして、アカデミー賞授賞式の視聴率アップを図りたいだけなのに...。

というわけで今年だけは作品賞ノミネートは10本。早速、予想にうつります。

今のところ、当確は5本。やっぱり5枠で十分...


で終わるわけにもいかないので、残りの数合わせ候補についても見ていきましょう。まずは「カールじいさんの空飛ぶ家」。いつもながら大ヒット&好評価のピクサー作品。アカデミー賞事務局が「アニメも...」とおっしゃるのであればコレを落とすわけにはいきませぬ。ただ、ノミネート作はあくまでもアカデミー会員の投票で決まる。「所詮アニメはアニメ」「どうせ長編アニメ賞とるんだし」と「カールじいさん〜」への投票をためらう人も少なからずいると予想され、当確とまではいいがたい。

前哨戦を見渡す限り、当落選上もしくはやや厳しい立ち位置にある「スター・トレック」と「第9地区」。だが、2作ともアカデミー賞と投票母体が重なる全米製作者組合賞、全米編集組合賞などでノミネートを受けている。思ったよりも安全な場所にいると思われます。まあ、「スター・トレック」「第9地区」ともにSFですから、従来どおりの5枠であれば絶対にノミネートされない。こういう作品をノミネートしないと10枠にひろげた意味がありません。

さて、残り2枠。アカデミー賞事務局が「外国語映画もドキュメンタリーも...」とあくまでのたまわれるのであれば、その期待に応えて差し上げるのが人の常というものでありませふ。しかし、今年外国語映画で作品賞まで持ち上がりそうなものがありませぬ。よってあと2本は米国産で我慢してもらいましょう。

前哨戦を見渡す限り、キャリー・マリガンの主演女優賞ノミネートが確実視される「17歳の肖像」(イギリス映画ですが...)は当確に近いように思えます。しかし同じく若者の恋愛をテーマにした「(500)日のサマー」あたりと票を食い合って共倒れか...。また、「NINE」は「シカゴ」のロブ・マーシャル監督によるミュージカル。なにしろ出演者がすごい!ダニエル・デイ=ルイス、ニコール・キッドマン、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルスにジュディ・デンチ、ソフィア・ローレン...オスカー受賞者をずらりと並べた物量作戦でオスカー物乞いをします。しかし批評、興行ともに今ひとつのためちょっと厳しいか。露骨なオネダリは逆効果ですねえ。

上記3作品が今ひとつとなると残るはクリント・イーストウッド監督「インビクタス 負けざる者たち」、コーエン兄弟の「A Serious Man」あたり。ここはイーストウッドさまの貫禄がぶりよりか。いくら視聴率がほしいからってチャラチャラした作品ばかりを選ぶわけにはいきません。クリント・イーストウッド様の名前はやはり必要なのです。大ヒットコメディ「ハングオーバー」あたりが大穴ですが、アカデミー賞事務局様が「コメディも...」とは言わなかったような気がするので...。

さあ、残りひとつ意地でもドキュメンタリーを選びましょう。
10枠もあるのですから、ひとつくらいはサプライズが必要です。
今年のドキュメンタリー、話題作が揃ってます。しかも今年は大豊作のようで下記3つの作品、既に長編ドキュメンタリー部門のノミネート資格を失っているのです。

まずはおなじみ「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」。ドキュメンタリーとしては今年一番の話題作。アカデミー賞事務局もぜひノミネートしたい作品のひとつでしょう。公開時期の関係で長編ドキュメンタリー部門のエントリー資格がないため、チャンスは作品賞に限られています。でも内容は映画というよりファン向けの記録映像。気位の高いアカデミー会員、マイケル・ジャクソン個人への賞賛と映画の評価を混同することはないと思われます。

そして「キャピタリズム マネーは踊る」、「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」の2作は、長編ドキュメンタリー映画賞の一次選考15作品にも入らなかったことが物議を醸した作品。アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞、一次選考はドキュメンタリー分科会が行っています。「キャピタリズム〜」は全米脚本家組合ドキュメンタリー脚本賞、「アンヴィル〜」は全米監督組合監督賞(ドキュメンタリー部門)にノミネートされており、同業者から評価を受けているのは明確。なのに、一次選考の15作品にも入らないなんて...。

参考 アカデミー・ドキュメンタリー賞選考にもの申す!

分科会での選考の不可解さを"本選"が正してくれた例がいくつかあります。

例えば、第75回(2002年)の『シティ・オブ・ゴッド』(ブラジル)。外国語映画賞の受賞有力とみなされていたのに、ノミネートすらされませんでした。しかし、『シティ・〜』はその後、アメリカで劇場公開されたため翌年の作品賞選考対象となり、監督、脚色、編集、撮影の4部門でノミネートされています。

また、第67回(1994年)の『フープ・ドリームズ』。前哨戦においてドキュメンタリー賞を総ナメしておきながら、長編ドキュメンタリー賞にノミネート漏れ。ただし同年の編集賞ノミネートを受けています。


話を元に戻します。まず「キャピタリズム マネーは踊る」から見てみましょう。マイケル・ムーアの集大成ともいえる映画。ドキュメンタリー初の作品賞ノミネートはやはりマイケル・ムーア!といいたいところですが...皆さんご存知のとおりムーアには熱烈な支持者と同じくらいアンチが多い。よって、ちと厳しいかもしれません。

となると"2つのマイケル作品"に比べ、知名度は比較の対象にならないくらい劣る「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」が浮かび上がってくるのでありマス。この作品、全米批評家98%の支持を得る高評価を獲得。前哨戦において既に11のドキュメンタリー賞を獲得しています。50歳をすぎても"ロック・スター"になることをあきらめないヘビメタバンド、アンヴィルを追った当作品。あのダスティン・ホフマンが激賞し、"ライバル"マイケル・ムーアも「ここ数年で最高のドキュメンタリー」と大絶賛。ただ、この映画の応援団長がキアヌ・リーブスというのがちょっと頼りない?

はてしなく願望に近い予想ですが、「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」こそサプライズ候補にふさわしい!ノミネートの可能性は決して低くないと思います。個人的にはこのドキュメンタリー3本全部ノミネートしてもいいと思っていますが、うーむ、これ以上ありえないことを考えるのはやめときます(笑)。


[監督賞]
キャスリン・ビグロー 「ハート・ロッカー」
ジェームズ・キャメロン 「アバター」
ジェイソン・ライトマン 「マイレージ、マイライフ」
クエンティン・タランティーノ 「イングロリアス・バスターズ」
△リー・ダニエルス 「プレシャス」

runner-up
△クリント・イーストウッド 「インビクタス 負けざる者たち」

4人は当確。残り1つの椅子を「プレシャス」のリー・ダニエルスクリント・イーストウッド御大が争うことに。当初、イーストウッドが貫禄でがぶり寄りすると思っていたが、全米監督組合賞はダニエルズを選んでいる。もっとも「硫黄島からの手紙」のときは、組合賞シャットアウトだったにもかかわらず、作品、監督ともにノミネート。イーストウッド・ブランドの強さを見せつけた。だが、昨年は「グラントリノ」が完全無視、「チェンジリング」も主要部門は主演女優賞ノミネートのみ...。イーストウッドの神通力が落ちてきたというよりは、既に2度監督賞を受賞ずみであり、彼に対するハードルが高くなっている結果とみたほうがよい。毎年、新作を発表し続けるイーストウッド。まともにいったら毎年ノミネートしなきゃいけなくなる(笑)。また、今のイーストウッドには良質な脚本が次々持ち込まれ、その中から好きなものを選べる立場。キャスティングも思いのまま。クリント様からの出演依頼を断る俳優はいません。"良くて当たり前"なのです。今年の対象作「インビクタス 負けざる者たち」は昨年の「グラントリノ」「チェンジリング」よりは評論家の評価は高いのだが、興行が今ひとつでBUZZの盛り上がりも感じられない。ここは新鋭リー・ダニエルスに席を譲ることになりそうだ。ダニエルスは2作めの監督作というところがネックだが、こんな女からまともな演技を引き出した手腕は大いに評価されていいだろう。↓ (何とヘレン・ミレンの代役だった)

Mariah Carey - マライア・キャリー泥酔スピーチ



[主演男優賞]
ジェフ・ブリッジス 「Crazy Heart」
ジョージ・クルーニー 「マイレージ、マイライフ」
コリン・ファース 「A Single Man」
ジェレミー・レナー 「ハート・ロッカー」
△ロバート・ダウニー・Jr 「シャーロック・ホームズ」

runner-up
△モーガン・フリーマン 「インビクタス 負けざる者たち」
△マイケル・スタルバーグ 「A Serious Man」
△ヴィゴ・モーテンセン 「The Road」
×マット・デイモン 「インフォーマント!」
×サム・ワーシントン 「アバター」

前哨戦を見渡す限り、4人は当確。
あとひとりも"誰もが認める名優"モーガン・フリーマンでほぼ確定の感がある。モーガン・フリーマンは第77回(2004年)「ミリオンダラー・ベイビー」で助演男優賞を受賞。4度めのノミネートでようやく”無冠の名優"の名を返上した。そして今回...

対象作「インビクタス 負けざる者たち」は

受賞時と同じクリント・イーストウッド監督作品
役柄はネルソン・マンデラ

これでノミネートを逃したら、"この辱めをどうしてくれるの?”って感じですねぇ。でもフリーマンは常連、個人的にも好きな俳優だが、今回は後進に席を譲ってもらいましょう。当たり前すぎて面白くない(笑)。

だが、対抗馬が弱い。「A Serious Man」のマイケル・スタルバーグ「The Road」のヴィゴ・モーテンセンや「インフォーマント!」のマット・デイモンは、対象作の評価もそこそこで、モーガン・フリーマン御大を打ち落とせる勢いはない。ということでゴールデン・グローブ賞(ミュージカル/コメディ)主演男優賞受賞のロバート・ダウニー・Jrが急浮上するとみる。対象作「シャーロック・ホームズ」は監督が"マドンナの元ヒモ"ガイ・リッチー、共演は"エロエロおやじ"ジュード・ロウという2大ハンディキャップをはねのけ、現在、全米で大ヒット中。ロバート・ダウニー・Jrは今年「アイアンマン2」の公開も控えている。"ハリウッドの困ったチャン"がいつのまにかマネー・メイキング・スターに!下馬評にはほとんどあがっていなかったが「シャーロック〜」大ヒット&GC賞受賞の勢いで一気に候補入りか!大穴は「アバター」のサム・ワーシントン。演技力が評価されるタイプの作品ではないが、作品の勢いはぶっちきり。オーストラリア出身のワーシントン、「ターミネーター4」がハリウッドデビュー作になってしまったのはお気の毒としかいいようがないが、もともと「アバター」のほうが先に出演が決まっていた。今後も出演作が多数待機中!"投資"の意味で彼に投票するアカデミー会員も結構いるかもしれない。ただロバート・ダウニー・Jrのほうが強いだろう。


[主演女優賞]
サンドラ・ブロック 「しあわせの隠れ場所」
キャリー・マリガン 「17歳の肖像」
ガボーレイ・シディベ 「プレシャス」
メリル・ストリープ 「ジュリー&ジュリア」
△ヘレン・ミレン  「The Last Station」

runner-up
△メラニー・ロラン 「イングロリアス・バスターズ」
×エミリー・ブラント 「ヴィクトリア女王 世紀の愛」
×マリオン・コティヤール 「NINE」
×シャルロット・ゲンズブール 「Antichrist」

人気スター、サンドラ・ブロックはこれまで(授賞式にはよく出席しているが)オスカーとは無縁だった。だが、「しあわせの隠れ場所」は全米興行2億ドルを超える大ヒット、「あなたは私の婿になる」もあり、昨年のマネーメイキング・スターN0.1。ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ドラマ)も受賞。ハイチで起きた大地震での被災者救援のために国境なき医師団に100万ドル(約9082万円)を寄付したことも好印象。初ノミネートを確実なものにした。「スピード」でブレイクしてから15年、彼女がこんなに息の長いスターになることを誰が予想した?

サンドラほか4人は当確。残りひとつの椅子も文豪トルストイの妻を演じたヘレン・ミレン女王が難なくすべりこみそうだ。受賞したばかりであるが、女王様をまだ3回しかノミネートさしあげていないなんてケシカラン!ということで...。対抗馬は「イングロリアス・バスターズ」のメラニー・ロラン。作品の勢いはミレンをはるかに上回るが、アカデミー会員の多くは彼女を"助演"とみなすだろう。(詳しくは後述)要注意はカンヌで女優賞受賞のシャルロット・ゲンズブール。対象作「Antichrist」は変態監督ラース・フォン・トリアー作品ゆえ、アメリカでは例によって賛否両論。だがゲンズブールの演技は好評。文字どおり"総てをさらした演技"だそうで、ヘンタイに耐えたその勇気を称える声は決して少なくないだろう。


[助演男優賞]
ウッディ・ハレルソン 「The Messenger」
スタンリー・トゥッチ 「ラブリーボーン」
クリストフ・ヴァルツ 「イングロリアス・バスターズ」
△アルフレッド・モリーナ 「17歳の肖像」
△クリストファー・プラマー 「The Last Station」

runner-up
△マット・デイモン 「インビクタス 負けざる者たち」
△クリスチャン・マッケイ 「Me and Orson Welles」
△アンソニー・マッキー 「ハート・ロッカー」

ここはゴールデン・グローブ賞と全米俳優組合賞のノミネート顔ぶれが完全一致している。こんなことはおそらく初めてだろう。よって、その5組でオスカーも決まり...とはいかない。この部門、意外と接戦なのだ。

当確は3人。名優クリストファー・プラマーもノミネート経験がないことから優遇されるとみる。あとひとりは前哨戦の流れからいくとマット・デイモンということになるのであるが、そう簡単にはことは運ばないとみる。

マット・デイモンは第70回(1997年)「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」で主演男優賞ノミネート、脚本賞を受賞して以来、オスカーとはご無沙汰。だが"ジミー大西の再来"と呼ばれた彼も今や大スター。受賞の可能性はない今回、わざわざ助演でノミネートを与えなくても、と思う人も少なくないだろう。ところで、このミャット君。昨年度作品賞にノミネートされた「ミルク」のダン・ホワイト役を降板している。彼がスターである前に俳優であるならあの役は断らないはず。お鉢がまわってきたジョシュ・ブローリンは大喜びで承諾。見事、助演男優賞ノミネートをえた。そもそも、である。「ミルク」の監督は「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」のガス・ヴァン・サントなんですよ!自分を出世させてくれた監督からの出演依頼を反故にするとは!こんな恩知らずにノミネートを与える必要なし!ということでマット・デイモンは落選です。(爆)

さて、マットを除外してもここは混戦。「Me and Orson Welles」で若き日のオーソン・ウェルズを演じたクリスチャン・マッケイは前哨戦で大健闘。だが対象作、主演はあのアイドル・スター、ザック・エフロン君。アカデミー賞会員のジジイたちは誰も見ていないかも...。対象作の勢いを考えると「ハート・ロッカー」のアンソニー・マッキーにも分があるかもしれない。で・も・ね♪クリスチャン・マッケイ、アンソニー・マッキー...誰アンタたち?"噂信じた私が悪い"2人は"捨てられて♪結局アカデミー賞会員は「フリーダ」と「スパイダーマン2」で名前は覚えていなくても顔を見たことがある「17歳の肖像」のアルフレッド・モリーナを選ぶと思われます。<いいのかこんな理由で決めて(笑)


[助演女優賞]
ヴェラ・ファーミガ 「マイレージ、マイライフ」
アンナ・ケンドリック 「マイレージ、マイライフ」
モニーク 「プレシャス」
△ジュリアン・ムーア 「A Single Man」
△メラニー・ロラン 「イングロリアス・バスターズ」

runner-up
△ペネロペ・クルス 「NINE」
△ダイアン・クルーガー 「イングロリアス・バスターズ」
△サマンサ・モートン 「The Messenger」

3人は当確。残り2つのイスをノミネート常連組3人、「イングロリアス・バスターズ」組2人が争うという展開。

まずは常連組から。前哨戦を見る限り、「NINE」のペネロペ・クルスはかなり有力。だが、彼女の場合、昨年同部門で受賞したばかりというのが最大のネック。わざわざまた助演でノミネートしなくてもねぇ。主演でブイブイ言わせてよ!という訳で今年は見送りか。また、4度のノミネート歴を誇るジュリアン・ムーア。2度ノミネートのサマンサ・モートン。どちらも新鮮味にかけるが、ジュリアン・ムーアがややリードか。ただ、彼女、最近、妙作出演が相次いでいる。脚本もっと真面目に読まないと名誉賞すらあげないよ(爆)。

タラ組も黙っちゃいません。ダイアン・クルーガーは全米俳優組合賞でサプライズ・ノミネート!彼女のノミネートは「イングロリアス・バスターズ」が同業者からも根強い支持を得ている証拠だ。だが、"本選"のアカデミー賞ではクルーガーではなく、メラニー・ロランがノミネートを受けるだろう。アカデミー賞では、主演、助演の区別は投票者の判断に委ねられている。映画会社(あのワインスタイン・カンパニーね...)はロランを主演でプッシュしているが、出演時間、ハリウッドでの知名度・実績を考慮した場合、助演とみなす人のほうが多そうだ。クリストフ・ヴァルツが助演なら、メラニー・ロランも助演でしょー、ってわけですね。

まあ、今年の助演女優賞はこんなところです。
えっ、マライア?悪い冗談はやめてください(爆)。

最後、注目の日本勢ですが、宮崎駿監督『崖の上のポニョ』に長編アニメ賞、(当落選上?ただしハリウッドには宮崎アニメファンは多い)、歌曲賞候補にエントリーされております。歌曲賞にノミネートされたら、大橋のぞみちゃん授賞式で歌う?また、外国語映画賞には『誰も守ってくれない』がエントリーされていましたが、既に落選決定。まあ、これは妥当でしょうね。(^^;

9 Foreign Language Films Advance in Oscar® Race

今回はベテラン、ノミネート常連と新顔が共存。その真ん中に該当する層が手薄という印象。うーん、オスカーの世代交代が進むのか進まないのか?今年はバンクーバー五輪とのバッティングを避けるため授賞式は例年より遅い3月7日。(日本時間では8日)詳細は受賞予想までとっておきますが、演技賞の結果はほぼ見えてきているので、注目は作品、監督賞。超メガヒット「アバター」が「タイタニック」ばりに受賞するか、それとも...。アカデミー賞の今後を占う意味で大注目です!

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2018.12.16 Sunday | 01:32 | - | - | - |

コメント

moviepad様の予想、待っておりました!
記事を読ませていただくと、アカデミー賞ノミネートの発表がより楽しみになります。
主演男優賞にはモーガン・フリーマンが入るかなあと思うのですが、主演女優賞はこの5人で決まりかなあと、(映画も観てないのに)納得です。
キャメロン監督と相性があまりよろしくないのか、今回も…でした。ノミネートだけでなく、作品賞受賞するのでしょうか。気になります。

これからの「当確候補の方々のネタ」も楽しみにしています。
2010/01/20 10:28 AM by パール
パールさん、こんばんわ

モーガン・フリーマンも当確に近いと思いますが、
記事に書いたとおり、当たり前すぎて面白くないんです(笑)。

主演女優賞は対抗が弱いのでこの5人でいくと思います。

「アバター」はダメでしたか?
自分は面白かったですよ。
ただ、「タイタニック」同様、物語はちと弱いですね。

「アバター」は作品賞をとるか!?
これは結構難しい問題です。
今年の作品賞は順位をつけた投票になるというウワサを聞きました。
そうなると「アバター」のような作品は不利になる可能性もあります。
この手の大作が嫌いな人は低い順位をつけるでしょうから。

一番の対抗馬は「ハート・ロッカー」
監督のキャサリン・ビグローはキャメロンの元妻なので
作品、監督賞が元夫婦対決!何ともすごいことになりそうです(笑)。

受賞予想は2月20日〜25日ごろにアップする予定なので
そのときまでに考えておきます♪
2010/01/20 8:13 PM by moviepad

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