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ターミネーター4

ターミネーター4(2009 アメリカ)

「ターミネーター4」公式サイトにリンク原題   TERMINATOR SALVATION
監督   マックG
脚本   ジョン・ブランカトー マイケル・フェリス
撮影   シェーン・ハールバット
編集   コンラッド・バフ
音楽   ダニー・エルフマン
出演   クリスチャン・ベイル サム・ワーシントン
      アントン・イェルチン ムーン・ブラッドグッド
      コモン ブライス・ダラス・ハワード
      ジェーン・アレクサンダー ジェイダグレイス
      ヘレナ・ボナム=カーター



ああ、昔はよかった。
縁側老人の繰り言のような書き出しで失礼。

結論を先に書く。

ターミネーター4』は正真正銘の駄作。これを観た後では、『ターミネーター3』ですら大傑作に思えてくる。悪口のオンパレードなので、不愉快な気分になりたくない方は、これ以降読まないでください。

ただし、パレードに突入する前に少し長めの前説をします。m(_ _)m

ジェームズ・キャメロン監督・脚本による『ターミネーター(以降T1と記す)』『ターミネーター2(以降T2)』は名作の誉れ高く興行的にも大成功。アーノルド・シュワルツェネッガーを一躍スターダムにおしあげたシリーズである。ストーリー的にこれ以上続けるのは無理と思われたが、"金の成る木は、成らなくなるまで使い続ける"のがハリウッド。12年の時をへて、『ターミネーター3(以降T3)』が製作された。シュワルツェネッガーは続投したが、監督がジェームズ・キャメロンではなかったことが影響したか前2作に比べ大きく評価を落とした。





T3を観たとき、いくら主役が同じでもその他のキャスト、スタッフが変わってしまうとこうも違うのかなと思った。まずサラ・コナーがいつのまにか死んだことになっている。主要キャストの死を台詞だけの説明ですます?またターミネーターのキャラも"心理学がプログラミングされている"という言い訳のもとブレまくっていた。映像的にも車をあちらこちらにぶつけ、建物を破壊し続けていればファンは喜ぶと思ったのか?安直な場面設定が目立ち、パトカーが高速を横切る1シーンですら前2作より見劣りする有様。主役のニック・スタールにチャームが欠けていたのも痛かった。というわけでT3は劇場公開時酷評をあびた。だが、これはあくまでT1.T2と比較しての話。シリーズの続編ではなく、単体の娯楽映画として考えればそれほどひどい出来ではない。現に批評家の7割がこの作品を支持している。ただし、前2作はほぼ100%の支持...。

何はともあれ、T3興行的には成功した。だが公開直後に、アーノルド・シュワルツェネッガーがカリフォリニア州知事となってしまったため、続編製作が危ぶまれていた。だがシュワ自身がノリ気だったこともあり、続編の企画が進行。だがシュワの出演条件は「カリフォルニア州で撮影をすること」(自分の州の経済効果を考えてのことですね)。監督のジョナサン・モストウがこの条件を拒否したため、シュワの続編出演は流れ、監督のモストウも降板した。結局、監督は『チャーリーズ・エンジェル』のマックG、主演のジョン・コナー役にクリスチャン・ベールを迎え、2009年『ターミネーター4(以降T4)』が公開されたのだが...。

さて、本題です。

T2でエドワード・ファーロング、T3ではニック・スタールが演じたジョン・コナー役。
今回は『バットマン』のクリスチャン・ベールを迎え、万全の体制で臨んだ...はずだったが。
そのベールの演技が最悪なのである。怒鳴り散らすか、眉間にシワを寄せるかの2パターンしかない。
クリスチャン・ベールはラジー賞の受賞スピーチを用意しておいたほうがいいかもしれない。
T4の撮影中、ベールが撮影監督をFワード全開で怒鳴り散らす音声がネットに流出したが、演技もこれといっしょ。流出テープは手のこんだ宣伝ではないかと思ってしまったほどである。クリスチャン・ベールは子役出身にもかかわらずインディペント映画で演技力を磨き堅実なキャリアを築いてきた俳優だが、『バットマン・ビギンズ』でスターとなってからネジが外れたか?

だがベールばかりを責めるのは酷だ。そもそも脚本がよくない。ベールは「最初に送られてきた脚本にはジョン・コナーがカルト集団の教祖にように描かれていたので、『ダークナイト』のジョナサン・ノーランに脚本のリライトをしてもらい、魅力的なストーリーに変わっていった」と語っている。ど・こ・が???

まず、この映画のジョン・コナーとT2,T3のジョン・コナーはとても同一人物には見えない。
コナーが人類軍の救世主となるまでの描写がないため、仕方のないことかもしれないが...。
また、半分人間で半分機械という新キャラ、マーカス・ライトが登場する。それによりT4の主役はジョン・コナーなのかマーカス・ライトなのか曖昧になってしまっている。映画前半では、コナー!コナー!と叫ぶ台詞がやたらと多いため、主役はやはりジョン・コナーなのだろうが...マーカスのキャラはそれなりに魅力的である。科学者セレーナ(ヘレナ・ボナム・カーター)とのやりとりはこの映画唯一の見所かもしれない。ラスト、てっきりコナーは死に、次回以降の主役はマーカスに交代かと思ったのだが...。
あ、ジュン・コナーが死ぬのは2032年7月4日。T-850に殺されるんでしたね。
この映画の年代は2018年。ここで死んだら辻褄があわなくなります。
マーカスは、より人間に近い外見をもつT−800を開発するための実験としてつくられたと想定されるが、これまでの物語を眺めた場合ここで新キャラを創出することに意味はないような気がする。

そのマーカス・ライトを演じたのはオーストラリア出身のサム・ワーシントン。彼は今年12月にいよいよ公開されるジェームズ・キャメロンの新作でも主演をつとめているようだ。キャメロンから「続編製作を許す代わりに、自分の新作の宣伝のためサム・ワーシントンを使え!」とでも言われたのだろうか?(笑)

6.26追記 やっぱりサム・ワーシントンの出演はキャメロンとマックGの話合いで決まったそうです。とほほ(^^;

物語もドラマ性に乏しく、マーカスとブレア(ムーン・ブラッドグッド)のロマンスは蛇足のように思える。ケイト・コナーの身重という設定も物語にまったく生かされていない。続編を想定し、先延ばしにしているのだろうが...。映像的にみてもアレやコレやぶっ壊すだけ。「T1」や「T2」のようなサスペンス性は皆無。シチュエーション的にも単調で、「T3」よりいっそう工夫に乏しい。

 映像的に「トランスフォーマー」との類似が指摘されています。自分は「トランス〜」を観ていないのでよくわからないのですが、何と「トランスフォーミネーターズ」という意味不明な予告編が....。

Transforminators



そしてこんな話題も...。
大ヒット中の「トランスフォーマー2」と「T4」、監督同士が場外乱闘


一応続編ということで前3作への配慮もなされてはいる。だが、これはちょろっと台詞入れときましたレベルなのだ。「T1」や「T2」でサラ・コナーを演じたリンダ・ハミルトンが声のみでちらっと出演するが必要不可欠な描写とはいいがたい。また、ターミネーターの決め台詞である"I'll be back"をなぜかジョン・コナーが使っている。あれはターミネーターが言わないと意味ないよ...。その元祖?ターミネーターであるアーノルド・シュワルツェネッガーもCGでチラりと登場する。だが、このCGが今ひとつ。なんか蝋人形みたい(笑)。かつラスト...。嵐がくるだの、未来がどうのこうのだの前2作を彷彿させるモノローグが出てくるがこれすら付け足しっぽい。本編のドラマがきちんと描かれていないから説得力ゼロ。

もっとも致命的なのはターミネーターがあまり出てこないこと
T-800の原型であるT-600や飛行機型、バイク型などいろんなターミネーターが登場するが正直いってどのマシンも印象に残らない。T4においてターミネーターは"時折登場する敵の機械"にすぎない。この程度の描写ですませるなら「ターミネーター(殺人機械)」というタイトルは返上すべきだ
T3、T4(マーカスの登場)はターミネーターに人間味をもたせようと試みているようだが、この物語の方向付けは間違っている。

『ターミネーター4』はヒットするとの前提で3部作構想がなされているようだ。
だが、全米では批評家の支持が33%!参照T1、T2の1/3、T3の半分以下...。(観客の評価はここまでひどくないようだが)頼みの興行も全米で1億ドルをやっと突破したところ。(制作費は2億ドル)、T3の1億5000万ドルには遠く及びそうもない。アメリカ以外の国でよほど大ヒットするかDVDがバカ売れしない限り、続編製作には赤信号がともっている。

ターミネーターシリーズはあくまでT1、T2だけでT3は蛇足と考える人も多い。だが、その「T3」よりも興行的、批評的に大幅に劣る「ターミネーター4」をどうとらえたらよいのだろう。『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲 』のようにシリーズを終わらせた作品として記録に残るか...それともこの作品は無きものとして『ターミネーター・ビギンズ』が製作されるのだろうか?

T4の前評判がよくないことは知っており、覚悟を決めて観にいった。と同時になるべく色眼鏡で観ないように心がけてはいたが...。観終わって思い出すのは、"ときどき爆破が起きていたこと"と"クリスチャン・ベールが怒鳴り散らしていた"ことだけ。このターミネーター・シリーズ。続編の企画を考えるより『ターミネーター4』の存在を一日も早く観客に忘れさせ、"ターミネーター正史"から抹殺する手段を考えるほうが先かもしれない。

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 2/1追記。ラジー賞ノミネートが発表されました。T4何とノミネートなし!最近のラジー賞は超腰抜けなので、そんな予感はしていましたが...。同系統のトランスフォーマーに存在感をかき消された?ラジーにすらひっかからなかったと言うべきか。




2009.06.08 Monday | 00:08 | 映画 | comments(18) | trackbacks(9) |

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2019.09.05 Thursday | 00:08 | - | - | - |

コメント

いやぁ、こちらの記事は、相変わらず素晴らしい!
自分が感じたことを見事に文章にしてもらってます。(笑)
自分にとっては、ターミネーターは、もはや、「渡る世間は鬼ばかり」のようなものかもしれません。
突然設定が変わっていても、大きな枠組みは一緒で、でも、過去の遺産を引きずってて・・・
そんな感じになってしまいましたね。
今回から、新シリーズとするならば、過去は切り捨ててもらえればよかったのではないかと思います。
自分のブログは、やわらかい口調にしてますが・・・
2009/06/08 8:48 PM by
シリーズもの、とくにSFはどうしても過去の設定にとらわれてしまいますね。

クリスチャン・ベールの演技があまりに酷いので
ラスト、コナーの死を願っておりましたが
ここで死んだら話の辻褄が合わなくなる(笑)

ターミネーターの続編をやるなら

・ジョン・コナーに子供が生まれ、子供は重要な役割をはたす。
・コナーは2032年7月4日に殺される。
・カイル・リースを現代に送り込む

などやることはたくさんある。
マーカス・ライトなんてキャラをつくって遊んでいる暇はないはず。

T4の一番ヤバイ点は単体映画として成立していないこと。
過去の3作を観ていないと訳わからない。
かつ明らかに続編を意識したつくりなので
この作品だけではまったく物語が成り立っていない。
マーカス・ライトが登場しただけの映画です(^^;
続編が中止になったら、T4、それこそ悲惨。

マーカスはオリジナル映画として考えれば面白いキャラなんですけどね。
このターミネーターシリーズにおいてこのキャラをつくる必然性ってほとんどない。

ちなみに、当初はマーカスがメインの話だったようで、
クリスチャン・ベールにはマーカス役でオファーがいったそうです。
ところが、ベールがコナー役に固執したため、そのためコナーの出番を大幅に増やしたらしい。
そんなことやってていい作品ができるはずがない。

それにしてもT3、T4...すごい勢いでクオリティダウンし続けるこのシリーズ。
続編をつくればつくるほど悲惨な結果になりそうな気がする。
これ以上の堕落を防ぐためにはマックGとクリスチャン・ベールに
ターミネーターを送りつけるしかなさそうです(爆)
2009/06/09 12:39 AM by moviepad
こんにちは〜!moviepad さん☆
おお!すごいすごい!
イッキに読んじゃいましたわ(^^;

なんかこことここはヤだなー
ってとこはありましたが
スタートレックに続き一夜明けたら
すっかり忘れてしまう映画だったので
観てる時は楽しかったです!
モトターミネーターは好きでしたよ!
2009/06/09 12:43 AM by こべに
こべにさん、こんばんわ。

この記事にコメント、TBくださる勇気に
深く感謝いたします。m(_ _)m

観てるときはそれほど退屈しないんですけどね。
ただ、観れば観るほどアラが見つかりそうな映画。
コナーとカイルが偶然出会うところなどは
思いっきり興ざめしました(^^;

クリスチャン・ベールよ

そんなに切れまくるなら
そんなに"I'll be back"が言いたいのなら

お前がターミネーターやれ!

と思ったのは自分だけでしょうか(爆)
2009/06/09 1:09 AM by moviepad
こんばんは〜!
アハハ!痛快ですね〜〜。素晴らしいっす。
わたしは律儀に1,2,3と観てから行ったからか、それほどひどいとは思わなかったけど、
クリスチャン・ベールに関してはおっしゃるとおりですね。この流出テープにも笑わせてもらいましたが・・・
あまりにも「俺はジョン・コナー」って言いすぎじゃありませんでした?あれで一気に冷めていきました。
魅力的な脇役陣、なんのために出てきたんだか・・・
マイケル・アイアンサイド、カナダのジャック・ニコルソンですよ!あんな出番しかないなんてね。(怒)
マックG 、名前からしてふざけすぎです(笑)
あ、でもチャリエンは結構好きだったりします。
2009/06/11 10:00 PM by しゅぺる&こぼる
僕も全部観てから行ったんですよ。
結論はシリーズ最低の出来!
3がまともに見えてきたほどです(^^;

本人もまわりもコナー!コナー!って叫びすぎでうざかったですね。
優等生のイメージが強かったベールですが
『ダーク・ナイト』の公開時にも母と姉への暴行容疑で逮捕されたり...。
暴君俳優にイメージチェンジ!どうしちゃったんでしょうね?

マイケル・アイアンサイド...知りませんでした(^^;

それにしても
(既に多くの方が指摘していますが)
スカイネットがカイルをさっさと殺さない時点で
この物語は崩壊しています。
さんざん騒いだあげくシグナルは敵の××だった...
はあ〜?

コナーとカイルが偶然出会ってコナーが一言
「おまえは誰だ?」
笑いをこらえるのに必死でした。

ラストは理解不能。
もう、ジョン・コナー&マーカス・ライトには
ラジー賞最悪カップル賞を受賞してもらうしかありません。
おお、クリスチャン・ベール、ラジー2冠じゃん!
すごい!すごい!(爆)

でも何てこんなひどい物語になったんでしょう。
脚本のリライトにはジョナサン・ノーランだけじゃなく
あのポール・ハギスも手を貸しているという噂もあります。(ノーラン同様、ノン・クレジットですが)
それでコレ???

今のハリウッドに一番必要なのはSFをしっかり書ける脚本家かもしれません。
期待できそうなのは「スター・トレック」新シリーズだけ。
続編もがんばれよ!
2009/06/12 1:33 AM by moviepad
はじめまして。

今日「ターミネーター4」を見ました。

「T1」「T2」は視聴済み、「T3」は見ていないですが、監督さんも違うためか前作より華はなかった感じはしましたが、あれはあれで「アリ」だと私は思いました。


マーカス・ライトの登場は、後に抵抗軍が送りこむ「T-800」のモデルとしてではないかと思いましたので、「T2」で抵抗軍が少年のジョン・コナーを守るT-800を送れたのも納得しました。

たしかにマーカス・ライトの方が主役を食った感じはありますが、皆さんが酷評されているジョン・コナー役は彼なりに頑張ってたと私的には思います。


コメント欄にあったラジー賞も取ろうと思ってもなかなか取れない賞です。


名前は忘れましたが、ラジー賞を取った女優さんが後にアカデミー賞にノミネートされたというのもあるので、作品や俳優さんにインパクトがあるからだと思います。

一つの目線でなく、いろいろ角度から作品を見るともっと映画を楽しめると思います。

2009/06/15 12:15 AM by サッチー
サッチーさん、はじめまして。

>マーカス・ライトの登場は、後に抵抗軍が送りこむ「T-800」のモデルとしてではないかと思いましたので

それは当記事にもそのように記載しております。
ただ、このキャラなしでT−800を送り込んでも話は十分につながります。
観客にアピールしやすいドラマ要素を増やすため
わざわざつくったキャラクターとしか思えませんでした。
続編には他にやることがたくさんあるはず。
なのに、わざわざこのキャラをつくって話をいっそう混乱させる必然性は
感じなかったというだけのことです。

>たしかにマーカス・ライトの方が主役を食った感じはありますが、

こういう感想を持たれた方は多いようですが、
当記事&コメントにはこのような記述はしておりません。

>皆さんが酷評されているジョン・コナー役は

皆さん、酷評してませんよ。
どちらかというと好評のようです。
僕は酷いと思っただけ。

>コメント欄にあったラジー賞も取ろうと思ってもなかなか取れない賞です。

おっしゃるとおりです。
ラジー賞にすらひっかからないのが本当の駄作と考える人も多いです。

>、作品や俳優さんにインパクトがあるからだと思います。

結局何がいいたいんですか?
インパクトがあれば何でもいいってものじゃありませんよ。

それにラジー賞なんて映画ファンのお遊びみたいなもの。
ラジー賞を与えたいくらい酷いと思ったからそう書いただけ。
この箇所に大真面目に反応されると非常に戸惑います。


あの...
当ブログへ、に限ったことではなく
自分の気に入った作品を批判されると

>一つの目線でなく、いろいろ角度から作品を見るともっと映画を楽しめると思います

こういう締め方で反論コメントを入れる方を時々見かけます。
"(根拠のない)上から目線"ってやつですね。

あなたのいう"一つの目線"とか
"いろいろ角度"ってどういう意味ですか?

簡単ではありますが、物語にも演技にも映像にも触れていますよ。
観る前から駄作と決め付けてアラを書き連ねていったわけではなく、
映画を観終わったあと駄作と結論づけました。
批判記事を読みたくないと思う人はたくさんいらっしゃいますので、
あえて結論を先に書いただけです。

反対意見は歓迎します。
ただし、論理的にかつ具体的にきっちり反論してください。
あいまいな内容だらけでは戸惑うばかりです。
2009/06/15 6:45 PM by moviepad
管理人さん、はじめまして。私、漣と申します。

私も「T4」は稀な駄作だと思いました。
ストーリーがあまりにお粗末(これは前作「T3」も同じですが…)なのも不満ですし、何よりジョン・コナーが最悪でした。ニック・スタールもかなり抵抗ありましたが、今回のクリスチャン・ベールは、スタールの比じゃないぐらいの違和感でした。

クリスチャン・ベールって、昔は違ったのかもしれませんが、最近は同じような演技しかできていないように思います。
常に渋い顔作って、怒鳴り散らして…なんだか役の幅が非常に狭い魅力の無い俳優だと感じました。
そんなに期待もしてませんでしたが、あまりに酷くて正直ガッカリしました。
ベールのファンの方には申し訳ないですが、確かにラジー賞ものでしたね(^_^;)

2009/06/17 3:08 PM by 漣
漣さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

ストーリーはご都合主義を通り越してテキトーだらけ。
首尾一貫性とか感情の流れとかどーでもいい。
とりあえず物語を進めることしか考えていない、て感じですね。

ニック・スタールの場合、演技が悪かったわけではなく
脚本がお粗末だったことと顔がモンチッチだったことが問題でした。
でも今回のクリスチャン・ベールは演技が酷い。

クリスチャン・ベールの出演作は結構見ています。
バットマン2作以外では「ヘンリー五世」、「スウィング・キッズ」、「若草物語」、「ポカホンタス」(声のみ)、「ある貴婦人の肖像」、「ベルベット・ゴールドマイン」、「アイム・ノット・ゼア」...。
どの作品もなぜか印象薄し。役つくりが評判を呼んだ「アメリカン・サイコ」や「マシニスト」を見ていないのが弱いところですが...。でもインディペンド映画を中心にキャリアを重ねる姿勢に対し、個人的には好感を持っていました。うーん、超大作のヒーローを一度でも演じてしまうと感覚が麻痺してくるんでしょうか?

『ダークナイト』でもバットマン時のがなり過ぎが気になりましたが今回はそれどころじゃない!
怒鳴っていないときのコナーは、"黙っている"以上の何かを全く醸し出していませんでした。
この演技にラジーを与えなければ、ラジー賞は見識を疑われる(爆)。
作品も(物語だけを見れば)『ショーガール』や『グリッター』より酷い。
ラジー賞、作品、監督、主演男優、脚本、最悪続編、最悪カップル 6つは差し上げないと!
最悪助演男優(女優?)賞にスカイネットというのもアリ?(笑)
といっても、最近のラジー賞は超腰抜けなのでノミネートすらされないかもしれませんが(^^;
2009/06/17 7:13 PM by moviepad
こんにちは
T4だとばかり思って観に行ったら、別の映画だった…
敵が機械じゃなくて人間だったら、ベトナム戦争の映画かと…

>スカイネットがカイルをさっさと殺さない時点でこの物語は崩壊しています

ストーリーに説得力がなく、疑問点満載。いわゆる“ハリウッド続編”らしく、映像は派手だけど中身がない映画でした。

次回作は、コンピュータVS抵抗軍のローテク兵器の戦争映画になるだろうとか、実はマーカスは生きていて、ジョン・コナー亡き後、カイルを現代に送り込むのだろうとか…
勝手に次回作を楽しみに(?)しております。
2009/06/22 11:20 AM by パール
パールさん、こんばんわ

完全に戦争映画になってしまいましたね。
映像もどこかで観たようなものばっかり...。
「トランスフォーマー」のマイケル・ペイ監督とは舌戦中らしいし(笑)。

マックGが公開を1ヶ月前に控えたとき
クリスチャン・ベールの悪口を言っているんですが、
それが物語崩壊の原因かもしれません。

ここで映画より面白い(笑)裏話を。

マックGによるとベールにはマーカス役でオファーしたが、
ベールがどうしてもコナーをやりたいといって聞かなかった。
そのため、最初の脚本では端役だったコナーを
“スター”クリスチャン・ベールにふさわしい扱いにするため
脚本の大幅な変更を余儀なくされた、らしいです。

脚本家のジョン・ブランカートも、
「説得力のある形でコナーを脚本に組み込むために大変な労力が必要となった」
とグチっていて、結局はライトとコナーの出演時間はほぼ同じになった,,。
クリスチャン・ベールってそんなに大スター???
別の人を起用すればいいのに!

ベールに対する現場サイドの不満が流出テープにつながったのでしょう。
3部作を前提とした話で最初からこんな調子では先が思いやられますね...。

当初脚本では、コナーはそのまま死に、マーカスがその後コナーの影武者となるという設定だった
という噂もあります。これはこれで批判をあびそうですが、あの理解不能なラストよりまし?

マックGは次回以降、サラ・コナーが登場するとか、カイルが現代に帰るかどうか悩むなど
ワケのわからんことをほのめかしています。これはアテにならないなあ(笑)

どちらにしてもマックG−クリスチャン・ベールコンビでは
絶対によいものにはならないと思います。
続編がつくられても観ないかも...。
2009/06/22 6:59 PM by moviepad
>コナーはそのまま死に、マーカスがその後コナーの影武者となるという設定だった
>サラ・コナーが登場するとか、カイルが現代に帰るかどうか悩む

T4を観てしまってからでは、このストーリーもありではないかと…
こうなったら、何でもやれそうですよ。実はパラレルワールドでしたとか、全部夢でしたなどの、最悪の結末も受け入れられそうです(?)

T1T2で、十分にターミネーターの世界を味わうことができたので、その余韻で今後もターミネーター続編にお付き合いしなくては!と、思っては、います。はい。

個人的なことですが…人間(私)がダウンし、機械(パソコン)も修理していたので、こちらにお邪魔するのは、1か月ぶり位です。いつも、moviepad様の心地よい良い切り口、揺るがないコメントに、元気を頂いています。お邪魔で来て、嬉しいかぎりです。
2009/06/22 9:33 PM by パール
こんにちは♪
やっと観てきました。こちらの記事を読みたいと思いつつ、我慢してみました(笑)
今、楽しみにしていたmoviepadさんの記事を読み終わったところです。
コメントにありましたが、「ジョン・コナー」と連発していた・・今にして思えばそうです!
あれは意識してのことだったんだ。
贔屓目もあり、私自身はそれほどクリスチャン・ベイルの演技には不満はないのですが、薄っぺらな作品って感じがして。
マーカスが主役の作品だと思いました。
けど、それも中途半端。
ターミネーター2で終わりでいいのに・・(笑)
2009/06/22 10:43 PM by zukka
ターミネーター・シリーズT3、T4と続いて
もう何でもありって感じですね。

元脚本で観てみたかった気もします。
コナーが死んで新キャラが影武者なんて
ブーイングまみれで楽しそう(爆)

>個人的なことですが…人間(私)がダウンし、機械(パソコン)も修理していたので

そうだったんですか!
てっきり「テルマ&ルイーズ」での私のテキトーなコメントに
ご気分を害されたのかと(^^;

ダウンされたのは体調によるものか精神的なものなのか、は存じ上げませんが
復活されて何よりです。(^^)

決して"心地よいこと"ばかりを書いていない当ブログに
こんなコメントをいただけて感激しております。

このサイト自体(更新頻度、作品選択傾向など)ムラッ気の多いブログです。
興味のある題材が出てきたときに
気軽にコメントいただければ幸いです。
2009/06/22 10:53 PM by moviepad
zukkaさん、こんばんわ。

はい、当ブログの記事は鑑賞前にお読みになるのは大変危険です。

<、「ジョン・コナー」と連発していた・・今にして思えばそうです!あれは意識してのことだったんだ。

うーん、"I'm John Conner”を新たな決め言葉にしたかったんでしょうが,
うるさいだけでしたね(笑)

この映画、ストーリーにはすべて目をつぶり
何も考えずにぼーと眺めるのが正しい鑑賞法かも。
こんな話を作るくらいなら、ジョン・コナーが
人類の救世主となるまでをじっくり描いてほしかったです。
2009/06/22 11:17 PM by moviepad
こんにちは。
記事から1年半たちましたが、面白く拝見させてもらいました。そうです。T4はまさに駄作ですね。
T2公開当時、高校2年だった私は映画館へ7回も毎日通ってしまいました。なのでT3T4にはホントに残念でなりません。

記事の中で感じた事があるので述べさせて頂きたいと思います。他意はありませんので・・。。

>ターミネーターの決め台詞である"I'll be back"をなぜかジョン・コナーが使っている。あれはターミネーターが言わないと意味ないよ...

この決め台詞はT2でT800(シュワ)が使っていた決め台詞ですが
その決め台詞を身近で聞いていたジョン少年が未来でも口にする・・別におかしな事でもないですし意味のない事でもないと思います。
逆にこれは過去と未来は繋がっているという意味合いでのセリフであり
映画を観ながら私は「おっ、ちゃんと考えてるな」と感心しました。

それに、T2でのT800は未来でジョン達抵抗軍に捕獲され再プログラミングされた設定ですので
’アイルビーバック’という決め台詞はそもそも未来のジョンの決め台詞であり
再プログラミングする際に未来のジョンが遊び心?でそういう思考回路にしたという考え方もできます。

そもそもターミネーターは何処が始まりなのか不明ですが・・。
未来ありきの過去(現代)なのか、現代があっての未来なのか・・?
なので、この決め台詞がもともと誰のモノか?というのは難しいですね。
ですので、T4でのジョンのこの決め台詞はまったく意味のないモノでもないと私は考えています。

2011/01/20 12:47 AM by あらもく
あらもくさん、はじめまして。

この映画、自分の中ではすっかり闇に葬ってしまい、
"なかったことにしている"ので記憶がおぼろげですが、

意味がない、と書いたのは
決まらない、というニュアンスで書いたよーな気がします。

でも"I'll be back"の台詞の意義などはひとかけらも考えませんでしたので
とても勉強になりました。ありがとうございました。

ただ...
この映画の脚本の、全体的なガサツさを考慮すると
製作サイドがそこまで考えていたとはとても思えず...。
あのセリフは入れとかなきゃマズイだろ、みたいなノリで
何となくジョン・コナーに言わせてみただけじゃないかと(笑)
2011/01/20 7:23 PM by moviepad

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(愛情いっぱい!家族ブロ! 2009/06/12 6:33 AM)
ターミネーター4
ターミネーター・シリーズで、やっと、時代が現代から未来に。『ターミネーター3』で“審判の日”が来てしまい、未来がなくなったかと思ったのですが、間違いでした。ジョン・コナーが生きている限り、人類に希望はあるんですね。 ジョン・コナー役は、クリスチャン・
(勝手に映画評 2009/06/14 4:51 PM)
TERMINATOR SALVATION ターミネーター4
私はやっぱり「ターミネーター」と「ターミネーター2」が好きだわぁ〜 って、「TERMINATOR SALVATION」(ターミネーター4)の話なのですが。 ...
(気ままに綴りたい。 2009/06/23 6:52 AM)
ターミネーター4
ターミネーターシリーズは大大大好きっ(3は、、、ジョン・コナー役の方に超〜不満だし苦手だけど・汗)未来を描く新シリーズを楽しみにしていました〜ベイルが出るし【story】2018年。機械軍≪スカイネット≫に支配された世界で、抵抗軍のリーダーであるジョン・コナ
(★YUKAの気ままな有閑日記★ 2009/06/23 9:56 PM)
ターミネータ−4/Terminator Salvation
早くupしようかと思いつつ、なかなか似顔絵が描けず、うんうん煩悶してました。 クリスチャン・ベイルは元々ファンじゃないし...『ダークナイ...
(描きたいアレコレ・やや甘口 2009/06/25 10:40 AM)
ターミネーター4、メカが凄かった
ターミネーターも4作目となった。ターミネーター3がちょっとおちゃらけた感じだったが、今回は良かった。特にメカの進化がすざまじく、凶暴さが倍増したようだ。
(オヤジの映画の見方 2009/07/09 10:59 PM)

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