映画のメモ帳+α

音楽映画、アカデミー賞関連の記事に力を入れています。
ゾンビ、スタートレック、ヒッチコック監督作、ドキュメンタリー映画のカテゴリーもあり。
映画300字レビュー、はじめました。
※コメントは承認制とさせていただいております

<< テルマ&ルイーズ | TOP | シリアル・ママ >>

恋はシリアル・キラー

恋はシリアル・キラー(1994 カナダ)

「恋はシリアル・キラー」原題   HIGHWAY OF HEARTACHE 
監督   グレゴリー・ワイルド
脚本   グレゴリー・ワイルド   
撮影   ブライアン・ピアソン
音楽   バーバラ・チェンバレン
出演   バーバラ・チェンバレン パット・パッターソン
      ザ・ビッグ・ウィッグス サージ・ハウド 
      クラウス・コールマイヤー ウィリー・テイラー
      ダスティ・ライアン


この映画のチラシを見るとこんな趣旨のことが書いてあります。

90年代ドラッグ・フィルムの傑作『恋はシリアル・キラー』がついに日本に上陸!(注:日本公開は1997年10月です)世界で異常な盛り上がりを見せるトラッシュ・フィルム(クズ映画)・ムーブメントの代表作として世界の映画祭でひっぱりだこ!新進監督グレコリー・ワイルドが3年の歳月と身内からの借金で作り上げたこのウルトラ・トラッシュ・ワールドは、いまや世界各国で"最低最悪"と高い評価を受けている...。

トラッシュ・フィルム・ムーブメントなんてあったかな...。『エド・ウッド』の影響でしょうね。そういえば、『グレンとグレンダ』や『怪物の花嫁』もこの映画と同じくBOX東中野で観たなあ。『恋はシリアル・キラー』はDVD化されておらずビデオも入手困難と思われるため、劇場鑑賞直後の個人的覚書をもとに記事を書いてみます。何のために?意味なんかありません。ただ記録に残しておきたい気分になっただけです。

〜ストーリー〜
1962年、夏、アメリカ南部の田舎町で35歳の主婦ワイノナ(バーバラ・チェンバリン)は退屈な日々を送っていた。アル中の夫クライブから暴力をふるわれ、彼女はカントリー・ミュージックだけが心の支えだった。ある日、夫が酔ったあげく離婚届をつきつけてきたため、ワイノナは夫を射殺してしまう。夫の死体を放置して彼女は旅に出る。カントリーミュージック大会で優勝するも、コンテストの邪魔をするものを殺したり、プレイボーイに性病をうつされたりと波乱万丈の旅となる。離れ離れだった娘と再会し母娘ヂュオとして人気を博すが、再婚した夫と娘が深い仲になり...。

レコード盤のデザインによる登場人物の紹介で映画ははじまります。周りの色がコロコロ変わるだけで、デザインパターンは一緒。いかにもB級映画のノリで、最初はその単調さにイライラしますが次第に慣れてくる。B級映画マニアはこの瞬間、「このバカな映画を理解できるのはワ・タ・シだけラブ」と至福のときをすごすのです。<ホントウか?(爆)

恋はシリアル・キラー何しろ、ド派手なセットがあるだけで、外の撮影はなし。appauseとかバーンとか動きのあるものはすべてアニメーションでごまかされている。登場人物もほとんどド派手なデブスばかりで(B級映画の基本?)区別がつきません。ストーリーはもちろん荒唐無稽。突然目が見えるようになったり、立てるようになったり...。ヒロインのワイノナは常にタバコをふかしている。職業安定所での場面では髪の毛にタバコの吸殻がいくつもはさまっていたのはシュール?

しかし、この映画『プラン9・フロム・アウタースペース』や『ピンク・フラミンゴ』(カルトですが、駄作ではありません)を超えることはできなかった。なぜなら、悪趣味なりに派手なデザインは楽しめるし、アニメーションはそれなりに可愛い。そしてヒロインを演じるバーバラ・チェンバリンが自ら作曲して歌った曲がまともなのだ。「ブルージーンズをはいた彼」などはマジである。バーバラはプロのカントリー歌手だから当然といってしまえばそれまでなのだが...。見応えのある場面も結構多いのです。ディヴァインを彷彿させる登場人物やホルスタイン柄(牛柄)をフィーチャーするなどジョン・ウォーターズを意識している面もある。アニメが使えるなどある程度の映像スキルをもっているのに、意図的にクズ映画を作ったという狙いがみえみえなのが痛い。ちなみに『恋はシリアル・キラー』という邦題、日本語になってませんよ。<確信犯だろーな(笑)
うーん、大真面目に最低映画を作っていたエド・ウッドって偉大だったんですね!
人気blogランキングこの記事が参考になりましたら左のバナーにクリックお願いします!

2009.05.13 Wednesday | 00:10 | 映画 | comments(2) | trackbacks(0) |

スポンサーサイト


2020.04.05 Sunday | 00:10 | - | - | - |

コメント

こんにちは。
すごく気になる映画ですね。
いわゆるB級ものですか。
B級ものは、序盤の時点で、自分の感覚にあうかどうかで、判断してしまうように思います。
この映画の場合、どうでしょうね。
楽しい記事ありがとうございました。
2009/05/13 12:12 AM by
亮さん、コメント早すぎ(爆)
てっきりスパムだと思い、削除ボタンに手がかかっていました(^^;

大変申し訳ないのですが、この映画。劇場公開は1997年でDVDには(もちろん)なっていません。
海外ではビデオ化はされているようですが...。

この映画を今日本で見ることは不可能だと思います。
僕はこの映画を不幸にも?公開当時、劇場でみてしまったために備忘録目的であげました。
今後はたま〜にこういう記事をあげます(^^;

この手の映画って見慣れた瞬間がヤバイんですよね(笑)
2009/05/13 12:34 AM by moviepad

コメントする









この記事のトラックバックURL

トラックバック機能は終了しました。

トラックバック

▲top