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第81回(2008年)アカデミー賞

第81回(2008年)アカデミー賞

81回アカデミー賞作品賞「スラムドッグ$ミリオネア」第81回アカデミー賞trivia
〜ヒース・レジャー史上2人目の故人受賞!〜

★ 昨年、史上最低の視聴率だったことを受け、アカデミー事務局はテコいれに必死だった。まず、プロデューサーを『ドリームガールズ』の製作・監督コンビ、ローレンス・マークビル・コンドンに変更した。司会者の人選にも頭を悩ませたようで、経験者であるビリー・クリスタル、ウーピー・ゴールドバーグの他スティーヴ・カレル、ジョージ・クルーニー、ウィル・フェレル、ジャスティン・ティンバーレイクらの名前が噂されたが、発表された司会者は下馬評になかった?俳優ヒュー・ジャックマン。セクシー俳優としての好感度とトニー賞の司会を3度つとめた実績が買われたと思われる。トークは最小限に抑えられ、ミュージカルナンバーを存分に盛り込んたステージとなった。また演技賞の発表では過去の受賞経験者が5人登場し、それぞれの候補者を紹介するという新趣向も取り入れられた。反応はどっちつかずで、ワシントン・ポスト紙は、ジャックマンを「多才でエネルギッシュ」と称賛する一方、歌と踊りによるオープニングを「無意味で薄っぺらい」と酷評した。肝心の視聴者数は昨年を約13%上回る3630万人。過去3番目に低い数字であり、アカデミー賞の人気回復とまでは言えない結果だった。




★ 授賞式直前にアカデミー賞受賞者リストのネット流出騒動が起こった。情報源のサイトは"ある筋の要請"により早々に削除されたが、そのことがかえって信ぴょう性を増してしまったようで多くのブロガーが結果を転載してしまった。アカデミーも声明を出し「リストはまったくのでたらめ。結果は封筒を開票するまで二人しか目にすることはなく、流出は絶対にありえない。実際このリストがネットにアップされた時間はまだ開票の途中だった」と流出を完全否定した。実際24部門中9部門しか当たっておらず(例えば主演男優賞はミッキー・ローク、助演女優賞はエイミー・アダムスが受賞者と記されていた)アカデミーの言い分が正しいことが実証された。ただ、このリスト、現物を見たら明らかに嘘だとわかるチープな代物。他の人と同様に、受賞結果を前もって知らされていないことになっているアカデミー会長の署名もなされていた。こういうお遊びはいい迷惑です。(笑)

★ 『ダークナイト』と『WALL・E/ウォーリー』はこの年でトップクラスの評価を獲得した映画である。特に『ダークナイト』は『タイタニック』に告ぐ北米興行成績歴代2位の記録を樹立、作品、監督賞へのノミネートが期待されていた。だが、2作ともアメコミ、アニメ映画というレッテルをはがすことができず、ともにノミネート漏れしたことで多くの映画ファンを落胆させた。その結果、作品賞と監督賞のラインナップが完全一致した。賞レース脱落と思われていた『愛を読むひと』がノミネートされたことが物議を醸した。評論家の支持も6割程度にとどまり、興行的にも成功したとはいえない作品である。業界内で人望厚く、ともに昨年亡くなったシドニー・ポラックアンソニー・ミンゲラという2人のオスカー受賞監督がともにプロデューサーとして関わっていたことが主な原因と言われている。もちろん"悪魔"ハーヴェイ・ワインスタイン率いるザ・ワインスタイン・カンパニーの猛烈プッシュも利いてはいるのだろうが...。

前哨戦圧勝、9部門10ノミネートを獲得した『スラムドッグ$ミリオネア』が作品・監督ともに大本命。最多ノミネートは13部門で候補になった『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』だったが、作品評価に大きな差があったこともあり有力な対抗馬とはみなされていなかった。結果は下馬評どおり『スラムドッグ$ミリオネア』。音響編集賞と2ノミネートを受けていた歌曲賞のひとつ以外の8部門を獲得。完全制覇に近い圧勝だった。作品賞受賞を受けて『スラムドッグ$ミリオネア』の興行収入も急増し、1,500万ドルの低予算映画にして北米興行収入1億ドルを突破。久しぶりに興行面においても"オスカー効果"が見受けられた作品だった。

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★ 主演男優賞は『ミルク』のショーン・ペンと『レスラー』のミッキー・ロークの一騎打ち。加えて『フロスト×ニクソン』のフランク・ランジェラが3番手と言われていた。ペンは全米俳優組合賞、ロークはゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞などを受賞。またランジェラはトニー賞を受賞した役を映画版でそのまま演じており、安定した評価を獲得していた。受賞者はショーン・ペン。「予想外でした。なかなか評価されないのは自分の責任ですが」と話を切り出し、レッドカーペットでペンの到着を待って同性愛結婚反対のプラカードを掲げた集団に対して「全ての人に平等な権利がある。恥を知れ」と彼らしいスピーチをし、ライバル・ミッキー・ロークに対して「見事に復活した。彼は俺の兄弟だ」と呼びかけて締めくくった。ロークは授賞式直前に亡くなった愛犬ロキちゃんの写真入りネックレスを付けて授賞式に出席していた。スランプで誰からも相手にされなかったとき、愛犬だけが話し相手だったという。アフターパーティでは「オスカーを獲るより、ロキにあと2年長生きしてほしかった。」と胸の内を明かしている。




★ 主演女優賞において前哨戦では『レイチェルの結婚』のアン・ハサウェイと『Happy-Go-Lucky』のサリー・ホーキンスが優位に立っていた。だが、ホーキンスは知名度不足とコメディ演技が災いして?ノミネート漏れ。ゴールデン・グローブ賞でケイト・ウィンスレットが主演・助演のW受賞、メリル・ストリープが全米俳優組合賞主演女優賞を獲得したことから、下馬評ではケイトとメリルの一騎打ちと言われていた。

受賞者はケイト・ウィンスレット。33歳の若さで既に6度めのノミネートでの初栄冠だった。ケイトはステージにあがると「スピーチの練習をしていなかったといったら嘘になります」と切り出し、会場にいた父親からの口笛に手をあげて応えた。シドニー・ポラックとアンソニー・ミンゲラに賞をささげ、最後はライバル、メリル・ストリープに「候補者はみんな自分がメリルと一緒にノミネートされるなんて思わなかったでしょう?あなたにはずっと卓越した存在でいてほしいわ」と呼びかけ「Bravo!」と叫んで舞台裏に消えた。ケイトの『愛を読むひと』への入れ込みぶりは半端でなかった。撮影中は家でも役になったままで、夜寝る前に子供たちに絵本を読んで聞かせる際にも、ドイツ語訛りの英語で読むため、子供たちは悲鳴をあげていたらしい。なお、スピーチでもプレス会見でもハーヴェイ・ワインスタインへの感謝の言葉がなかったため「彼の宣伝手法に不信感を抱いているからでは?」と噂されたが、ケイトの広報は「単に忘れただけ」とそのことを否定している。『愛を読むひと』は当初来年度公開の予定だったが、賞レースに間に合わせたいワインスタインが強引に年内公開を主張。監督のスティーヴン・ダルドリーに編集を急がせて間に合わせたという。その結果、サム・メンデス監督『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』とケイト主演作が同じ年に2本公開されてしまった。そのためケイトは『レボリューショナリー〜』でノミネートを逃したという経緯があるが...。サム・メンデス監督はいうまでもなくケイトの夫である。




★ 助演男優賞は下馬評どおり『ダークナイト』のヒース・レジャー
故人の演技賞受賞は第49回(1976年)の主演男優賞ピーター・フィンチに続いて2人目となった。
プレゼンターのアラン・アーキンがヒースの名前を呼ぶと、両親と姉がステージにあがり会場は静まりかえった。父が「彼はこの業界を愛していました」母は「彼の業績を祝うことができてうれしい」と語り、最後に兄が「あなたの可愛いマチルダの代わりにこの賞を受け取ります」と締める。

さてこの後、オスカー像は誰の手にわたるかが問題となる。
通常であれば、故人が受賞者となった場合配偶者が受取人となる。配偶者が亡くなっている場合は最年長の子供が所有者となる。ヒースに配偶者はなく、長女マチルダが所有権をもつことになる。ここでマチルダが3歳であることが問題となった。アカデミーではオスカー像の売買防止のため、ノミネート者全員に「オスカー像を手放す場合は、まずアカデミーに1ドルでオファーをしなければならない」とする契約書にサインをさせる。しかし3歳では法的に契約書に署名することはできない。

ヒース・レジャーの受賞が絶対視されていたこともあり、アカデミーは彼の遺児マチルダの母親ミシェル・ウイリアムズとヒースの遺族との間で話し合いの場を設けた。結論は以下のとおりである。

 娘マチルダの母ミシェル・ウィリアムズが契約書にサインをして、オスカー像は彼女に預けられる。マチルダが2023年10月28日に18歳を迎えたら、相続人契約と呼ばれる書類にサインをしてオスカー像の所有者になるか、オスカー像をアカデミーに返すかを選ぶことができる。




★ 前哨戦では『愛を読むひと』のケイト・ウィンスレットが『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』との票を食い合いを避けるまめ、助演でカテゴライズされていた。ケイトはゴールデングローブ賞、全米俳優組合賞でも助演で受賞。助演女優賞本命と言われていた。アカデミー賞では、主演or助演のカテゴリー選択はあくまで投票者の判断に委ねられる。アカデミー会員はケイトを主演とみなした。

そのため、前哨戦前半で優位に立っていた『それでも恋するバルセロナ』のペネロペ・クルスが本命とされた。候補作が、助演女優賞に強みを発揮するウディ・アレン監督作品であることもペネロペの受賞を後押しした。対抗はわずか12分の出演時間ながら鮮烈な印象を残した『ダウト〜あるカトリック学校で〜』のヴィオラ・デイヴィスと言われていた。

ペネロペは、『ボルベール<帰郷>』で初ノミネートされた2年前は受賞可能性がほとんどなかったせいか、リラックスしているように見えた。だが、今回は本命とされていたこともありレッド・カーペットの段階から緊張がありあり。主演の本命と言われていたケイト・ウィンスレットと毎日電話しあってアカデミー賞へのプレッシャーを和らげていたという。

プレゼンターのティルダ・スウィントンが読み上げた名前は本命のペネロペ・クルス。
ステージにあがったペネロペは「45秒でスピーチを終えることは無理です。今までここで失神した人がいないのなら、私が第1号になりそう」と切り出したあと、関係者にお礼を述べ、ウディ・アレンとともに、"恩師"ペドロ・アルモドバルにも感謝し「スペインのアルコベンダスという町で育った私はいつもアカデミー賞授賞式をテレビで観ていて、自分が受賞するというのは現実的な夢ではありませんでした。アカデミー賞は世界をつなぐイベントです。芸術は世界共通の言語ですからそれを守っていかなければいけません」と述べた後、スペイン語で「これはあなたたちのものです。この賞をスペインの俳優仲間に捧げます」と締めくくった。ちなみにペネロペはちゃんとハーヴェイ・ワインスタインにも感謝しております。(笑)

さて、助演女優賞のプレゼンターは前年度の助演男優賞受賞者がつとめるのが慣例。それに従うとプレゼンターはペネロペの恋人ハビエル・バルデムということになり映画ファンの注目を集めていたが、ハビエルは授賞式を欠席。破局の噂もあったせいか、ペネロペを避けた?と思いきやハビエルは椎間板ヘルニアで入院中。病室のベッドの上でペネロペの受賞を見ていたらしい。




★ 外国語映画賞は『おくりびと』、短編アニメ賞は加藤久仁生監督『つみきのいえ』がそれぞれ受賞。日本では新聞の一面で掲載されニュースでも特集が組まれるなど、まるでオリンピックで金メダルを獲ったような騒ぎとなった。外国語映画賞においては本命『戦場でワルツを』(イスラエル)、対抗はカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作である『パリ20区、僕たちのクラス』(フランス)とみなされていたため、本年度のアカデミー賞唯一のサプライズと称された。『おくりびと』は公開25週目にして日本の興行ランキングN0.1を獲得。日本でも"オスカー効果"が沸きおこった。

アカデミー賞外国語映画賞を受賞しやすい作品の特徴は以下のとおりである。(私見)

1.年配者に好まれる題材であること。
2.斬新な映像表現が含まれていないこと。(年配者は理解できない)
3.性的、暴力的に過激な表現がない。
4.天敵カンヌ国際映画祭で何らかの賞を受賞していない。
5.作品に政治的な内容が含まれていない。(ナチスドイツの非を問うものは例外)
6.出品国が厄介な国際問題を抱えていない。

この年は『戦場でワルツを』は2、5、6かつアニメ&ドキュメンタリーであったこと、『The Class』は4に引っかかっている。『おくりびと』が外国語映画賞を受賞できたのは、"日本文化の様式美"が評価されたわけでも、"日本映画の質"が認められたわけでも"癒し"が好まれたわけでもない。上記6点の基準をすべてクリアしていたからである。

※ 2009/6/1 追記
映画『おくりびと』が『DEPARTURES』のタイトルで5/28ようやく全米で公開されました。
といっても、9館で上映という小規模なものですが...。参考 
boxofficemojo
さて、結果はというと、1館あたりの平均興行収入が$8,078とアカデミー賞外国語映画賞受賞作としては物足りないスタート。肝心の作品評価も全米の批評家支持が7割にとどまるなど想像以上の苦戦。批判としては「予想通りの展開」「終盤が感傷的すぎる」といったもの。やっぱり... 参照 Departures (2009)


第81回(2008年)アカデミー賞ノミネート一覧

 マークは受賞作品。リンクは原則としてamazon

作品賞
  「スラムドッグ$ミリオネア
   「ベンジャミン・バトン 数奇な人生
   「フロスト×ニクソン
   「ミルク
   「愛を読むひと

主演男優賞
 ショーン・ペン 「ミルク」
   リチャード・ジェンキンス 「扉をたたく人
   フランク・ランジェラ 「フロスト×ニクソン」
   ブラッド・ピット 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
   ミッキー・ローク 「レスラー

主演女優賞
  ケイト・ウィンスレット 「愛を読むひと」
   アン・ハサウェイ 「レイチェルの結婚
   アンジェリーナ・ジョリー 「チェンジリング
   メリッサ・レオ 「フローズン・リバー
   メリル・ストリープ 「ダウト〜あるカトリック学校で〜

助演男優賞
  ヒース・レジャー 「ダークナイト
   ジョシュ・ブローリン 「ミルク」
   ロバート・ダウニー・ジュニア 「トロピック・サンダー 史上最低の作戦
   フィリップ・シーモア・ホフマン 「ダウト〜あるカトリック学校で〜」
   マイケル・シャノン 「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで

助演女優賞
 ペネロペ・クルス 「それでも恋するバルセロナ
   エイミー・アダムス 「ダウト〜あるカトリック学校で〜」
   ヴィオラ・デイヴィス 「ダウト〜あるカトリック学校で〜」
   タラジ・P・ヘンソン 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
   マリサ・トメイ 「レスラー」

監督賞
 ダニー・ボイル 「スラムドッグ$ミリオネア」
   デヴィッド・フィンチャー 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
   ロン・ハワード 「フロスト×ニクソン」
   ガス・ヴァン・サント 「ミルク」
   スティーヴン・ダルドリー 「愛を読むひと」

脚本賞
<オリジナル脚本>
 「ミルク」
   「フローズン・リバー」
   「Happy-Go-Lucky」
   「ヒットマンズ・レクイエム」   
   「WALL・E/ウォーリー

<脚色>
  「スラムドッグ$ミリオネア」
   「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
   「ダウト〜あるカトリック学校で〜」
   「フロスト×ニクソン」
   「愛を読むひと」

撮影賞
 「スラムドッグ$ミリオネア」
   「チェンジリング」
   「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
   「ダークナイト」
   「愛を読むひと」

美術監督・装置賞
  「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
   「チェンジリング」
   「ダークナイト」
   「ある公爵夫人の生涯
   「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」

音響賞
 「スラムドッグ$ミリオネア」
   「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
   「ダークナイト」
   「WALL・E/ウォーリー」
   「ウォンテッド」

編集賞
  「スラムドッグ$ミリオネア」
   「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
   「ダークナイト」
   「フロスト×ニクソン」
   「ミルク」

作曲賞
 「スラムドッグ$ミリオネア」
   「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
   「ディファイアンス
   「ミルク」
   「WALL・E/ウォーリー」

Slumdog Millionaire" winning Best Original Score OscarR

歌曲賞
  「Jai Ho」 (スラムドッグ$ミリオネア)
   「Down to Earth」 (WALL・E/ウォーリー)
   「O Saya」 (スラムドッグ$ミリオネア)

衣装デザイン賞
 「ある公爵夫人の生涯」
   「オーストラリア
   「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
   「ミルク」
   「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」

メイクアップ賞
 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
   「ダークナイト」
   「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー

視覚効果賞
 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
   「ダークナイト」
   「アイアンマン

音響効果編集賞
 「ダークナイト」
   「アイアンマン」
   「スラムドッグ$ミリオネア」
   「WALL・E/ウォーリー」
   「ウォンテッド

短編賞
<アニメ>
 「つみきのいえ
   「Lavatory - Lovestory」
   「Oktapodi」
   「マジシャン・プレスト」
   「This Way Up」

<実写>
 「Toyland/おもちゃの国」
   「Auf der Strecke (On the Line)」
   「Manon on the Asphalt」
   「New Boy」
   「The Pig」

ドキュメンタリー映画賞
<短編>
 「Smile Pinki」
   「The Conscience of Nhem En」
   「The Final Inch」
   「The Witness from the Balcony of Room 306」

<長編>
 「マン・オン・ワイヤー
   「The Betrayal (Nerakhoon)」
   「世界の果ての出会い」
   「The Garden」
   「Trouble the Water」

外国語映画賞
 「おくりびと」 (日本)
   「バーダー・マインホフ 理想の果てに 」 (ドイツ)
   「パリ20区、僕たちのクラス」 (フランス)
   「Revanche」 (オーストリア)
   「戦場でワルツを」 (イスラエル)

長編アニメ賞
 「WALL・E/ウォーリー」
   「ボルト
   「カンフー・パンダ

ジーン・ハーショルト友愛賞
 ジェリー・ルイス

アーヴィング・G・タールバーグ記念賞
 エド・キャットマル

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2017.06.24 Saturday | 00:18 | - | - | - |

コメント

>アカデミー賞外国語映画賞を受賞しやすい作品の特徴
……私は、実はアカデミー賞の実態についてはあまり詳しくはないのでとても勉強になりました(笑)。
米国の映画関係者がやっているお祭りなので選考が米国的になるのは当然としても、『おくりびと』をめぐる日本での無邪気な騒動ぶりには共感できませんでした。
2009/03/23 9:53 AM by syunpo
syunpoさん、こんばんわ

外国語映画賞は1カ国1作品がエントリーされ、その中から受賞作が選ばれます。
そのせいもあるのでしょうが、まるでオリンピックで金メダルをとったような騒ぎが起こったのは辟易しました。新聞で一面を飾ったり、ニュース番組で特集を組まれるほどの内容ではないと思うのですが。

確かにアカデミー賞授賞式は全世界にTV中継される、世界最大の映画祭典です。
でも本質的にはアメリカの1映画賞であり、ハリウッド業界の内輪ほめ大会です。
外国語映画賞はアカデミー賞では番外編みたいなものです。
それゆえに?テキトーな選考に対する批判が浴びせられ続けています。


北野武、今村昌平、河瀬直美らが受賞したとき、こんなに騒いでませんでしたよね...。
アカデミー賞外国語映画賞よりもカンヌやベネチアでの受賞のほうがはるかに価値があるのに!

アメリカが認めたものを無批判にありがたく承るという日本人の体質によるものが大きいですが、
もうひとつ理由が考えられるとすれば「おくりびと」が非常にわかりやすい映画だったからだと思います。それゆえ褒めやすいんです。映画を観る目が全くなさそーなジャーナリストであってももっともらしい能書きがたれられる(爆)
2009/03/23 11:16 PM by moviepad

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やっぱり日本は米国の忠犬ポチ公なんだネ
 映画『おくりびと』について、ここで論評するつもりはない。文化交流の一般原則として、どのような映画であれ日本で作られた映画が世界中の人々の目に触れる機会を広げていくことは意義深いことだと思う。その意味では『おくりびと』が一つの栄光を勝ちえたことに対し
(コラムニスト宣言 2009/03/23 9:55 AM)

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