映画のメモ帳+α

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第11回(1938年)アカデミー賞

第11回(1938年)アカデミー賞

11回アカデミー賞作品賞「我が家の楽園」第11回アカデミー賞trivia
〜主演男優賞はディック・トレイシー? 〜

★ 主演男優賞は2年連続でスペンサー・トレイシーに。昨年は仮病を使って欠席したが本年度は出席。「映画を通してフラナガン神父を理解してくれたらうれしい」と殊勝にスピーチした。ところが、もらった像を見ると名前はスペンサー・トレーシーではなく、アメコミ・ヒーロー、ディック・トレイシーの名前になっていた。すぐに訂正を依頼したが、そのとき宣伝マンが「トレイシーは2つオスカーを持っているので、一つは"少年の町"に寄贈したい」と語った。トレイシーにそんな考えはさらさらなかったので、アカデミー協会は新しい像を"少年の町"に贈り、彫りなおした像をトレイシーに渡した。

★ 『黒蘭の女』で助演女優賞に輝いたフェイ・ベインターは主演女優賞にもノミネートされており、初の主演、助演Wノミネート俳優となった。また、ウォルター・ブレナンは助演男優賞が創設されて3年めにして2度目の受賞となった。

★ 大ヒットした話題作『白雪姫』はアニメであるという理由で作品賞候補の対象にされなかった。そのため、アカデミーはディズニーに特別賞を贈ることでお茶を濁した。

★ フランス映画『大いなる幻影』が外国語映画としては初の作品賞候補となった。第2次世界大戦が近づいていた当時の状況が影響していたと言われている。


第11回(1938年)アカデミー賞ノミネート一覧

 マークは受賞作品。リンクは当サイト記事もしくはamazon

作品賞
  「我が家の楽園
   「ロビンフッドの冒険
   「城砦
   「四人の姉妹」
   「大いなる幻影
   「黒蘭の女
   「ピグマリオン
   「テスト・パイロット

主演男優賞
 スペンサー・トレイシー 「少年の町
   シャルル・ボワイエ 「カスバの恋」   
   ジェームズ・キャグニー 「汚れた顔の天使」   
   ロバート・ドーナット 「城砦」
   レスリー・ハワード 「ピグマリオン」

主演女優賞
  ベティ・デイビス 「黒蘭の女」
   フェイ・ベインター 「White Banners」
   ウェンディ・ヒラー 「ピグマリオン」
   ノーマ・シアラー 「マリー・アントワネットの生涯
   マーガレット・サラヴァン 「三人の仲間」

助演男優賞
  ウォルター・ブレナン 「Kentucky」
   ジョン・ガーフィールド 「四人の姉妹」
   シーン・ロックハート 「カスバの恋」
   ロバート・モーレイ 「マリー・アントワネットの生涯」
   ベイジル・ラスボーン 「放浪の王者」   

助演女優賞
 フェイ・ベインター 「黒蘭の女」
   ヒューラ・ボンディ 「OF HUMAN HEARTS」
   ビリー・バーク 「MERRILY WE LIVE」
   スプリング・バイイントン 「我が家の楽園」   
   ミリザ・コルジャス 「グレート・ワルツ

監督賞
 フランク・キャプラ 「我が家の楽園」
   マイケル・カーティス 「汚れた顔の天使」
   マイケル・カーティス 「四人の姉妹」
   ノーマン・タウログ 「少年の町」
   キング・ビダー 「城砦」

脚本賞
<原案>
  「少年の町」
   「世紀の楽団
   「汚れた顔の天使」
   「封鎖線」
   「アヴェ・マリア」
   「テスト・パイロット」

<脚色>
 「ピグマリオン」
   「少年の町」
   「城砦」
   「四人の姉妹」
   「我が家の楽園」

<潤色>
 「ピグマリオン」
(他候補なし)

撮影賞
  「グレート・ワルツ」
   「カスバの恋」
   「海賊
   「黒蘭の女」
   「アヴェ・マリア」
   「MERRILY WE LIVE」
   「ARMY GIRL」
   「スエズ
   「モーガン先生のロマンス」
   「我が家の楽園」
   「心の青春」

室内装置賞
  「ロビンフッドの冒険」
   「トム・ソーヤの冒険」
   「世紀の楽団 」
   「カスバの恋」
   「気儘時代
   「華麗なるミュージカル」
   「素晴らしき休日
   「放浪の王者」
   「アヴェ・マリア」
   「マリー・アントワネットの生涯」
   「MERRILY WE LIVE」

録音賞
 「牧童と貴婦人」
   「ARMY GIRL」
   「四人の姉妹」
   「放浪の王子
   「MERRILY WE LIVE」
   「SWEETHEARTS」
   「スエズ」
   「年ごろ」
   「モーガン先生のロマンス」
   「我が家の楽園」

編集賞
  「ロビンフッドの冒険」
   「世紀の楽団」
   「グレート・ワルツ」
   「テスト・パイロット」
   「我が家の楽園」

作曲・編曲賞
 「世紀の楽団」
   「気儘時代」
   「青春女学生日記」
   「華麗なるミュージカル」
   「黒蘭の女」
   「アヴェ・マリア」
   「SWEETHEARTS」
   「心の青春」
   「THERE GOES MY HEART」
   「セニョリタ」
   「風雲のベンガル」

作曲賞
  「ロビンフッドの冒険」
   「封鎖線」
   「牧童と貴婦人
   「放浪の王者」
   「マリー・アントアネットの生涯」
   「PACIFIC LINER」
   「スエズ」
   「心の青春」
   「底抜け極楽大騒動」
   「ARMY GIRL」
   「氷上リズム」

歌曲賞
  「思い出によみがえる(サンクス・フォー・ザ・メモリー)」 (百万弗大放送)
   「Always and Always」 (MANNEQUIN)
   「Change Partners and Dance with Me」 (気儘時代)
   「The Cowboy and the Lady」 (牧童と貴婦人)
   「Dust」 (西部の星空の下で)
   「Merrily We Live」 (MERRILY WE LIVE)
   「A Mist Over the Moon」 (結婚の断層)
   「My Own」 (年ごろ)
   「Now It Can Be Told」 (世紀の楽団)
   「Jeepers Creepers」 (GOING PLACES)

短編賞
<カートゥーン>
 「牡牛のフェルジナンド」
   「ミッキーの巨人征服」
   「MOTHER GOOSE GOES HOLLYWOOD」
   「ドナルドの少年団長」
   「わんぱくスパンキー」

<1巻>
 「THAT MOTHERS MIGHT LIVE」
   「THE GREAT HEART」
   「TIMBER TOPPERS」

<2巻>
 「DECLARATION OF INDEPENDENCE」
   「SWINGTIME IN THE MOVIES」
   「THEY'RE ALWAYS CAUGHT」

特別賞
 ディアナ・ダービン、ミッキー・ルーニー
   (若者の典型的な精神を映画にもたらし、子役の演技基準を高めた)
 ハリー・M・ワーナー
   (アメリカ人の自由闘争初期のエピソードを描いた短編製作)
 ウォルト・ディズニー
   (『白雪姫』の製作)
 オリヴァー・マーシュ、アレン・デイヴィ
   (『SWEETHEARTS』のカラー撮影)
 「北海の子」特撮・音響効果担当者
 J・アーサー・ボール
   (カラー映画の進歩への功績)

アーヴィング・G・タールバーグ記念賞
 ハル・B・ウォリス

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2009.01.08 Thursday | 00:17 | アカデミー賞の軌跡 | comments(2) | - |

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2017.09.24 Sunday | 00:17 | - | - | - |

コメント

あけましておめでとうございます。

新年のごあいさつが遅れまして申し訳ありません。
ここ数日のアカデミー賞特集、勉強になります。
自分は映画好きといっても、まだまだ。
アカデミー賞受賞作などは、見ておきたいところなんですよ。
まずは、こちらのブログを読んで知識を得ようと思います。

今年一年、よろしくお願いします。

2009/01/08 4:54 AM by
亮さん、あけましておめでとうございます。

アカデミー賞特集、しばらく続きます。
前からやりたいと思ってたんですがなかなかタイミングがつかめなくて...。

>アカデミー賞受賞作などは、見ておきたいところなんですよ。

僕も未見の作品たくさんあります。
アカデミー賞はゴシップとして好きなだけなので
結果はあまり信用しておりません。(特に作品賞と外国語映画賞)
この特集記事は、アカデミー賞ゴシップ特集だと思ってください。
個人的備忘録目的のみで行っているのでスルーしてもらってもいいですよ。

何はともあれ、今年もよろしくお願いしますm(_ _)m
2009/01/08 7:50 PM by moviepad

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