発表!第80回アカデミー賞
組合のストの影響で脚本の練りが足らなかった...?
ここ数年ずっとそうなんですが、結果、授賞式ともに低空飛行状態でした。
受賞結果は以下の通りです。
作品賞 『ノーカントリー』
監督賞 ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン『ノーカントリー』
主演男優賞 ダニエル・デイ=ルイス 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
主演女優賞 マリオン・コティヤール『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』
助演男優賞 ハヴィエル・バルデム『ノーカントリー』
助演女優賞 ティルダ・スウィントン『フィクサー』
脚本賞 『JUNO/ジュノ』
脚色賞 『ノーカントリー』
撮影賞 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
編集賞 『ボーン・アルティメイタム』
美術賞 『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
衣装デザイン賞 『エリザベス:ゴールデン・エイジ』
メイクアップ賞 『エディット・ピアフ 〜愛の賛歌〜』
視覚効果賞 『ライラの冒険 黄金の羅針盤』
録音賞 『ボーン・アルティメイタム』
音響効果賞 『ボーン・アルティメイタム』
作曲賞 『つぐない』
歌曲賞 " Falling Slowly " (『ONCE ダブリンの街角で』)
アニメーション映画賞 『レミーのおいしいレストラン』
外国語映画賞 『ヒトラーの贋札』 (オーストリア)
長編ドキュメンタリー賞 『『闇』へ』
短編ドキュメンタリー賞 『Freeheld』
短編実写賞 『Le Mozart des Pickpockets (The Mozart of Pickpockets)』
短編アニメ賞 『Peter & the Wolf』
名誉賞 ロバート・ボイル
主な作品の受賞数(複数受賞作品のみ)
『ノーカントリー』 4部門
『ボーン・アルティメイタム』 3部門
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』 2部門
『エディット・ピアフ 〜愛の賛歌〜 』 2部門
ここ数年ずっとそうなんですが、結果、授賞式ともに低空飛行状態でした。
受賞結果は以下の通りです。
作品賞 『ノーカントリー』
監督賞 ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン『ノーカントリー』
主演男優賞 ダニエル・デイ=ルイス 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
主演女優賞 マリオン・コティヤール『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』
助演男優賞 ハヴィエル・バルデム『ノーカントリー』
助演女優賞 ティルダ・スウィントン『フィクサー』
脚本賞 『JUNO/ジュノ』
脚色賞 『ノーカントリー』
撮影賞 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
編集賞 『ボーン・アルティメイタム』
美術賞 『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
衣装デザイン賞 『エリザベス:ゴールデン・エイジ』
メイクアップ賞 『エディット・ピアフ 〜愛の賛歌〜』
視覚効果賞 『ライラの冒険 黄金の羅針盤』
録音賞 『ボーン・アルティメイタム』
音響効果賞 『ボーン・アルティメイタム』
作曲賞 『つぐない』
歌曲賞 " Falling Slowly " (『ONCE ダブリンの街角で』)
アニメーション映画賞 『レミーのおいしいレストラン』
外国語映画賞 『ヒトラーの贋札』 (オーストリア)
長編ドキュメンタリー賞 『『闇』へ』
短編ドキュメンタリー賞 『Freeheld』
短編実写賞 『Le Mozart des Pickpockets (The Mozart of Pickpockets)』
短編アニメ賞 『Peter & the Wolf』
名誉賞 ロバート・ボイル
主な作品の受賞数(複数受賞作品のみ)
『ノーカントリー』 4部門
『ボーン・アルティメイタム』 3部門
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』 2部門
『エディット・ピアフ 〜愛の賛歌〜 』 2部門
う〜ん、毎年同じことを書いているような気がしますがアカデミー賞って”世界最大の映画祭典”のはずでは?こんなにショボくていいの?どうせハリウッド業界の内輪ぼめ大会さ!と開き直っているかのようです。そもそもですね、長編ドキュメンタリー部門の発表があんな後半にまわされるなんて前代未聞。それはひとえにマイケル・ムーアの爆発スピーチを見込んでのものでしょう。ちゃんと視聴者の期待に応えよ!<アカデミー賞はTV番組じゃないって(笑)
うれしい誤算はマリオン・コティヤールの主演女優賞!ほんとに受賞スピーチなんか何にも考えてなかったようでそのへんのお姉ちゃんのような落ち着きのないリアクションでした。演技賞の受賞者はさすがにオスカー受賞者となった方々だけあってどこか演技しているような部分があるのが通例なので逆に新鮮!ジュリエット”ローレン・バコールさんはどこ?”ビノシュの白々しい受賞スピーチで地に堕ちた感がある(笑)おフランス女優のイメージアップに大いに貢献したでせふ。こんな素直で計算を感じないリアクションはキム・ベイシンガー以来だな〜。既に何度も書いているのですが、『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』でのマリオン・コティヤールの演技は完璧で受賞は当然だと思います。
また助演女優賞は『フィクサー』のティルダ・スウィントンに!
今年の助演女優賞は大接戦だったと思われるのでサプライズというほどではないですね〜。
主演女優賞もそうだったんですが、有力候補が3人以上の大接戦の場合は
・過去の受賞歴はたとえ42年前であろうと邪魔になる。
・ゴールデン・グローブ賞や俳優組合賞で受賞してしまうことはオスカー受賞の可能性を逆に遠ざけてしまう。
ことがよ〜くわかりました。来年からの予想に活かさせてもらいます。
それにしても『ジュノ/juno』に脚本賞、『つぐない』に作曲賞...作品賞にノミネートされればもれなく最低1部門受賞のご褒美がついてくるんですね〜。4部門ノミネートの『潜水服は蝶の夢を見る』もひとつくらい獲るかな、と思ったのですが受賞なし。カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞してしまったことが確実にネックになったのでしょう。『ノーカントリー』が作品賞を受賞できたのはカンヌで無冠に終わったからです。(爆)
歌曲賞に『ONCE ダブリンの街角で』の”falling slowly”が受賞したのは(予想どうりでしたが)うれしかったですね。グレン・ハンサードの恥ずかしそうに喜ぶ姿がチャーミング!マルケタ・イルグロヴは悪魔のビル・コンティとマイク・トラブル?によりスピーチできなかったのですが、司会のジョン・スチュワートは彼女を呼び戻してスピーチをさせてあげたところがよかったですね。まあ、マルケタ・イルグロヴのほうはグレン・ハンサードと違ってスピーチをしっかり準備していたと思われますが(笑)
主題歌賞は『魔法にかけられて』から3曲ノミネートされていましたが、昨年の『ドリーム・ガールズ』同様共倒れ。もしかしたら歌曲賞3曲ノミネートって究極のいやがらせなのかしらん(爆)
ところでその『魔法〜』の主演女優エイミー・アダムス、歌曲賞のパフォーマンスではプリンセス役を演じたとは思えないほどのどすこい姉ちゃんぶりでしたが、後でプレゼンターとして登場したときはしっかりスリムになっていた。どんな魔法を使ったんだ?!
日本人注目の外国語映画賞は凡作『ヒトラーの贋札』に。それにしてもアカデミー賞って母国アメリカの現在進行中の残虐行為にはことごとく目をつぶるくせして、他国、とくにナチ・ドイツあたりのソレは本当に好きですね〜。浅野忠信主演の『モンゴル』は受賞を逃しましたが、今年の外国語映画賞はノミネートの時点で既に問題が多すぎるので、下手に受賞なんかしなくてよかったと思います。
この記事は後日(気が向けば)加筆予定です。
もしかしたらこれくらいの方がショボい授賞式にふさわしいかも。
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今年は80回と節目の年だったにも関わらず、ちょっと地味な授賞式でしたね。
受賞した作品についての云々はよく分かりませんが、何となく盛り上がりに欠けたかなぁ〜という感じはありました。
ジョニーはやっぱり受賞はしませんでしたが、まさか画面にもほとんど映らないとは思いませんでした(泣)
ジョニーを探し疲れて、終わった頃にはグッタリ&ガックリでした〜
マリオンのスピーチは今年一番印象的でした〜
私は映画は好みではありませんでしたが、彼女の演技は凄いなぁ〜と思ったので、受賞は嬉しかったです♪
バルデムが意外に素敵な方だったので・・・『ノーカントリー』の公開が楽しみになってきました!!(ミーハー・汗)