映画のメモ帳+α

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迷子の警察音楽隊

迷子の警察音楽隊(2007 イスラエル・フランス)

「迷子の警察音楽隊」公式サイトにリンク原題   Bikur Ha-Tizmoret   
監督   エラン・コリリン    
脚本   エラン・コリリン      
撮影   シャイ・ゴールドマン                   
音楽   ハビブ・シェハデ・ハンナ                  
出演   サッソン・ガーベイ ロニ・エルカベッツ 
     サレー・バクリ カリファ・ナトゥール イマド・ジャバリン

第20回東京国際映画祭東京サクラグランプリ受賞作品

ニューヨークに旅行にいったときのことです。帰りの空港内で搭乗券を落とし,直前に買い物をした免税店などに問い合わせましたが見つからず、あせりまくりました。空港のカウンターに尋ねたら、拾って届けてくれた方がいたらしく事なきをえましたが...。この程度のことで蒼ざめるのですから、もし政治・宗教的に対立している国の中で"迷子"になってしまった場合、一体どうしたらよいものでしょうか?

今回ご紹介するイスラエル映画『迷子の警察音楽隊』は、エジプトの警察音楽隊が文化交流のため、”仲が悪い国”イスラエルにやってきたあげく”迷子”になってしまうという物語。2007年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で上映され、国際批評家連盟賞、ジュネス賞、そしてこの作品のために特別に制定された「一目惚れ賞」、の3部門を受賞、イスラエル・アカデミー賞でも作品・監督賞を含む主要8部門を受賞し、世界の映画祭を賑わし続けている作品です。

〜物語〜
1990年代のイスラエル。エジプトのアレクサンドラ警察音楽隊は文化交流のためにイスラエルにやってきた。出迎えがなかったため、団長サーベイ(サッソン・ガーベイ)らは自力で目的地にたどり着こうとするが、間違えてスペルが一文字違う街にたどりついてしまう。途方にくれているところ、カフェの女主人ディナ(ロニ・エルカベッツ)が宿を提供してくれることになり...。

この映画『迷子の警察音楽隊』(英語タイトル"The Band's visit")は2008年アカデミー賞外国語映画賞候補作選考にあたってイスラエル代表として出品されていました。カンヌ映画祭等の実績から有力候補のひとつとみなされていましたが、台詞に英語が多すぎるためアカデミー賞の規定に抵触しエントリーが却下されてしまいました。Source エジプトの公用語はアラビア語であり、イスラエルの公用語はヘブライ語(アラビア語も公用語のひとつですがあまり使わないのでしょうか?)。そのため、この映画の登場人物たちがコミュニケーションするためには英語で話さざるをえない、という設定なので英語台詞が多くなるのは仕方ないことなのですが。ただ、ある程度予想できた反応であり、なぜそれを承知でエントリーしたのか?という批判もあるようです。

エジプトとイスラエル。"冷たい関係"の中で、それぞれ母国語でない英語で交わされる会話はぎこちなく、なかなか円滑なコミュニケーションはとれません。それでもスタンダード曲『Summertime』や赤ん坊の寝顔などをきっかけに少しづつ親密感が生まれていきます。スケート場でなかなか女性と仲良くなれないイスラエル人の若者のためにエジプトの若手警察官が"恋の手ほどき"をしたり、公衆電話の前でたびたび出くわすイスラエル人とエジプト人...、実にほのぼのとした場面の連続です。『My Funny Valentine』は残念ながらディナは知らなかったようですが(笑)

ディナが隊長に「昔はよくエジプト映画をテレビで見てたのよ。オマー・シャリフとか」と話しかける場面がありますが、この台詞は監督のエラン・コリリン自身の1980年代前半の体験がベースになっているようです。1979年にエジプトとイスラエルの間に和平条約が結ばれていますので、その直後はイスラエルのテレビでエジプト映画が放映されることもあったのでしょう。

一夜あけた朝、音楽隊は目的地に旅たちます。
ディナは見送る直前、団長にある仕草をしてみせるのですが、団長はそれに気づかないのか、それとも気づかぬふりをしているのか...。
この何ともぎこちなく、小さく手をふる別れの場面。
"仲のよくない"国の人たちの心理的な距離がほんの少し縮まったことがよく表現されている、非常に印象的な場面です。

エジプトとイスラエルという2国の人々の心の交流...。
映画の中で政治的問題はまったく出てきません。それにもかかわらず、”心温まる、いい話”でこの映画を素直にとらえきれないのが悲しいところです。この映画の時代設定が1990年代となっているところがミソ。1991年に中東和平会議が実施され、1993年にオスロ合意が成立。誰もが中東和平に希望の光を見たがっていた時代...。ふと現在の国際社会に目をむけると、この物語はほとんどファンタジーの領域に達してしまっている。

エジプトとイスラエルは4度の中東戦争をへて、1979年にエジプト・イスラエル間にアメリカのジミー・カーター大統領の仲介によりキャンプ・デービット合意が締結。和平条約を成立させた功績によりエジプトのサダト大統領とイスラエルのベギン首相はノーベル平和賞を受賞しました。しかし、パレスチナ人もアラブ諸国も、この和平条約に納得しませんでした。エジプトはアラブ社会から裏切り者とみなされてしまい、サダト大統領は1981年10月6日、イスラム過激派に暗殺されてしまいます。以降、「冷たい平和」と呼ばれる関係が続いている...。アラブ諸国の中では、イスラエルと和平条約を結んでいるのはエジプトとヨルダンだけです。エジプトが中東和平の鍵を握る国であることは間違いないでしょう。
参考 エジプト外相、「イスラエルは中東包括和平案に前向き」

この作品は第20回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されており、上映終了後監督のエラン・コリリンと主演のサッソン・ガーベイが登場、ティーチ・インが行われました。サッソン・ガーベイは「映画でのラストの歌唱場面は自分で歌っているのか?」という質問に、「この映画の取材を受けるたびに聞かれるんだ。私は自分で歌おうと思って一生懸命練習したんだけど、監督が別の人の声にすりかえた。理由は監督に聞いてください」と苦笑い。監督は「言わなくてもわかるはず」と冷たく言い放ちました。それにもめげずガーベイは何とステージ上で歌ってくれる大サービスぶり。素敵な人だ。でも吹替で正解だったかも(爆)

映画の冒頭で「かつて小さなエジプトの警察音楽隊がイスラエルに舞い降りた。もう憶えている人は少ないかもしれない。それはたいしたことではないのだから...」という台詞が出てきます。映画で描かれているような”文化交流”が実際にあったのかどうかは定かでありません。ただ、この”たいしたことではない”ことの積み重ねが大事なのだ、と映画はさりげなく告げているようです。"仲がよくない国"の人だろうと、別にその人がその国の歴史や政治姿勢を全部背負っているわけではない。目の前にいる人は、自分たちと同じ、ただの人間じゃないか...。ラスト、言葉少なく見つめあう隊長とディナ、そして音楽隊の演奏会に拍手するイスラエル人たち、このような場面を観ながら、もしかしたら和平とは国家レベルではなく、市井レベルの小さな交流の連鎖が創り出すもののでは?とおぼろげに思ったりしました。エラン・コリリン監督は「映画が世界を変えるとは思っていない」ときっぱり断言しています。"今の映画は99%アメリカの右翼主義的価値観でつくられている。もし映画に世界を変える力があるのならとんでもないことになってしまう”という英国のケン・ローチ監督の説を引き合いに出していましたね。

フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ監督作品をほうふつさせる作風で、カウリスマキ作品が好きな人ならこの映画もきっと気に入るでしょう。『ミュンヘン』や『パラダイス・ナウ』を引き合いに出すまでもなく、対立関係でしか語られないアラブ諸国とイスラエル。そうしたなか、こういうささやかな歩み寄りを描いた映画が製作されたことは意義のあることだと思います。"小さな前進"という言葉を信じたくなる良質な作品です。
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2007.10.26 Friday | 22:37 | 映画 | comments(13) | trackbacks(19) |

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2019.08.18 Sunday | 22:37 | - | - | - |

コメント

はじめまして。
日本ではこの映画が、「冷たい平和」の当事者であるイスラエル人とエジプト人の交流である事を強調しすぎているように思いますが、それはどうでしょうか?この映画を見る上で知っておいたほうがいいのは、イスラエルの人口の過半数が中東出身(或いはその子孫)であるということです。つまり、エジプトの音楽隊に象徴されるような中東文化は元々多くのイスラエル人にとって「自分の文化」であるということです。
この映画に出てくる音楽隊は「アラブ人」として出ているのではなく、「中東文化」として出てきているように思えます。90年代からは、特にアメリカからの文化流入で、伝統文化のような物はイスラエルだけではなく、中東全域から消えて言っているように思えます。
この映画で哀愁のようなものが感じられるのはそのせいだと思います。監督もイスラエルでの映画公開にあたり、消えていく中東文化について「忘れるのは簡単だ。忘れていく過程で、我々は自分自身が誰なのかも忘れてしまった」と語っています。
2007/10/30 6:14 AM by Moshe
mosheさん、はじめまして

私も「忘れるのは簡単だ〜」というコメントは読みましたがl
読んだとき、どうもピンとこない部分があり、
映画の中で出てくる「サマー・タイム」や「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」
を聞いて、なぜこの曲なんだろうな、とちょっと違和感を感じました。
監督のコメント等からは政治的な色合いはほとんど感じられなかったし...。
"イスラエルから消え行く中東文化"がこの映画のテーマと言われれば
納得のいく伏線がたくさんあります!

自国の文化が(主として)アメリカ文化に汚染されていくというのは
イスラエルに限らず、どこの国でも起こってしまっています。
そういえばラストに流される2曲は映画のためのオリジナル曲でしたね。
あの2曲と最後の演奏会の場面には
「イスラエルから失われつつある中東文化」への想いが凝縮されていたんだな、と
mosheさんのサイトやいただいたコメントを読みながら感じました。
私はエジプトとイスラエルの人たちの交流話と聞くと
どうしても中東問題とからめて見てしまい、そこから抜け出せなかった感があります。
見事に見落としてました。コメントに感謝!

2007/10/30 8:40 PM by moviepad
はじめまして。今回エラン監督とサッソン氏来日時に同行、通訳として四日間一緒に過ごした漂流博士です。

私もMOSHEさんのコメントに一票。この度映画上映前にある記事を書き、それを自分のブログにも転載していますが、イスラエルにおけるアラブ文化の影響は、エジプトとの和平合意とは関係なく、1950年代以降移住してきたアラブ諸国出身のユダヤ人が持ち込んだものによります。

実際、サッソン氏は3歳の時にイラクから移住し、母語はアラビア語、そこが面白かったりもするのです。

2007/11/02 9:25 PM by 漂流博士
漂流博士さん、はじめまして
コメントありがとうございます。

今回、通訳として同行された方からコメントいただけると
緊張しますね。

ただ、ひとつだけ申し上げたいことがございます。
当ブログは単なる映画ブログです。
イスラエルや中東関係を専門にしているブログではありません。

映画で描いていないことを補足的に記載している記事は
過去たくさんありますが、
基本的には映画は映像から読み取れることのみで
論じるべきだという考えをもっております。

MOSHEさんや漂流博士さんのように中東に精通されている方は
「イスラエルと中東文化の関係」という捉え方をなさるのでしょうが
それほど精通しているとはいえない私の眼には
この映画は"仲のよくない国の人たちの小さな交流"の物語に映りましたし
もう一度観ても同じ感想をいだくと思います。

映画の解釈に正解はありません。
たとえ監督が"解説"してくれたとしても
観客にはそれを"正解"と受け止めず、自分なりの解釈をする権利がある。
まさにそれこそが、映画を"一般的に公開する"意義なのではないでしょうか?
映画の解釈は、観客の数だけ存在すると思っています。
私も他の映画ブログをたくさん読みますが
それぞれの解釈の違いが一番面白く、興味深い点です。

>私もMOSHEさんのコメントに一票。

こういうことをお書きになるのであれば
ここではなくMOSHEさんのサイトに書き込みされてはいかがでしょうか?
MOSHEさんがリンク張っていただいているページ、コメント受け付けてますよ。

知らないことを教えていただけるのは大変ありがたいのですが、
この記事は、あくまで『迷子の警察音楽隊』という映画に対する
個人的な解釈のひとつであるということをご理解いただきたく思います。
2007/11/02 10:20 PM by moviepad
moviepadさま

私の言葉が足りずに誤解を生んでしまったようなので、再度コメントさせていただきます。

最初にきちんと私のこの映画について書くべきでした。私もこの映画は人間ドラマであって、イスラエルに限らず、どこにでも起こりうるであろう小さな出来事、それだからこそこの映画の面白さがあって、評価や共感も得られているのではないかと思っています。もしも「イスラエルと中東の話」であったら、ここまで共感は得られないと思いますが、実際この映画はそこは大した問題ではないですよね。

私はこのサイトに「迷子の警察音楽隊」をキーワードとしてグーグルで検索してたどり着いたのですが、他の映画関連のサイトはまあ大なり小なりの違いはあっても、どこもほぼ同じような解釈で面白くないなと思っていました。それに比べると、このサイトは独自の視点でかなり丁寧に細かく解釈していて、ティーチインにも出席されていたので「お!」と思わず立ち止まってじっくり読ませていただきました。

どんなコメントがあるんだろうか、と読みすすめると、イスラエルとエジプトの「冷たい平和」の当事者同士の話ということに日本(のメディア?)がとらわれすぎている、というMosheさんの一言が目に入り、「確かに!」とひざをたたきたくなるような共感が持てたので思わず"一票"を入れたのですが、それは単純にMosheさんのコメントに対しての私の反射的な感想です。「そうそう、イスラエルvsアラブというお決まりの話じゃないんだよな〜」というところに反応してしまったわけです。

私も解釈に「正解」というものがあるとは思いません。監督も会見の時に「自分にはこの映画が受け入れられる理由はわからない、見た人の数だけ解釈はあるんだろうし、それは自分の仕事ではない」と言っていますね。

大切にしたい、そんな映画を通してこうしてブログで交流が持てることもまた貴重だな、と思います。
2007/11/06 9:13 PM by 漂流博士
漂流博士さま、こんばんわ!

まず最初に私の返信がややキツイ表現を含んでいたことを深くお詫びいたします。

Mosheさんや漂流博士さんのようなコメントは私は大歓迎しております。
といいますのは、私はそれほど精通していない分野のことでもリサーチで補って記事を書くことがよくあります。
事実誤認を防ぐため確信のもてないことは極力記載しないように心がけてはおりますが。
和平条約が結ばれたから、イスラエルでエジプト映画がTV放送されるようになったというわけではなかったんですね....。イスラエルと中東文化の関係については。私は全く知らなかったので、いただいたコメントはとても勉強になりました。やはり、中東に詳しい方がこの記事を読むとイスラエルVSアラブ というステレオタイプにあてはめて論じているため、抵抗感を感じられたんだな〜と、しみじみおのれの浅慮を嘆きました(笑)

この映画は極端にいえば、別にエジプト人とイスラエル人という設定でなくても人間ドラマとして十分成り立つ内容だと思います。とはいえ、そういう設定になっている以上、それ抜きで純粋にドラマとして観るのはどうしても私にはできませんでしたが(^^;

>グーグルで検索してたどり着いたのですが

ありがとうございます。
まだこの映画、劇場公開がまだ1ヶ月以上先で
記事が少ないせいか、上位に表示していただいてますので。
他の映画の記事は最近グーグルに嫌われまくっているんですが(大泣)

これからこの映画をご覧になるかたは、私の拙記事だけではなくMosheさんや漂流博士さんのサイトなどもごらんになると映画を観る際、イメージがより拡がるのではないかと思います。

改めてコメントありがとうございました。
中東を題材にした映画を取り上げることはこれからもあると思います。
今後ともよろしくお願いいたします。m(_ _)m
2007/11/06 10:09 PM by moviepad
お久しぶりです。
国際映画祭で鑑賞しました。
たしかに、アキ・カウリスマキ監督のような、ダイレクトではないけれどじわっと感じられる作風だったと思います。
いろんな表現が会えるのだと思いました。
そろそろ公開ですね。たくさんの人が見てくれるといいですよね。
2007/12/18 9:57 PM by カオリ
カオリさん、お久しぶりです!

この映画はぎこちなく手をふる別れの場面が印象的でした。
ヒットしてほしい作品ですね!
2007/12/19 12:00 AM by moviepad
moviepadさん、おはようございます。
moviepadさんのところ、コメント欄がすごく盛り上がっていますね。
私はこの作品、政治的な背景をそれほど考えずに見てしまい、さらに、moviepadさんと全くズレた感想になってしまいました。軽薄な記事で申し訳ないのですが、TBさせていただきました。

>"イスラエルから消え行く中東文化"がこの映画のテーマと言われれば納得のいく伏線がたくさんあります
なるほど!おっしゃる通り、この映画に感じる哀愁は、そういったところにあったのですね。
とってもかわいい映画に思えて、すごく気に入ってしまいました。
2007/12/29 10:06 AM by とらねこ
PS.言い忘れましたが、TIFFでのサッソン・ガーベイの歌、聞かれたなんて、貴重でしたね!(爆)
その後のmoviepadさんの一言も素敵ですw
2007/12/29 10:10 AM by とらねこ
とらねこさん、こんにちわ

この作品では政治的な背景はメイン・テーマではないと思いますよ。
自分のほうがずれていることのほうが一般的ですので。

サッソンさんの歌は、宴会での余興って感じでしたね(笑)素敵なオジサマでした。
2007/12/29 2:28 PM by moviepad
moviepadさん、今年もよろしくお願いしまーす。
TIFFでご覧になったのですね。サクラグランプリー
TIFF時は旅に出て、私は彼らのように迷子になったりしてましたー。
そして、本作は年末に観たのですが、レヴュー書きを新年に持ち越してしまいました。
でも、あの味わいは心に残っています。
実は、自分がレビュー書く前の年末に、ちょろっとこちらをのぞかせていただき、こちらのコメントの通訳をされた方のブログも拝見し、大変勉強になった次第です。
お決まりのにユダヤ×アラブというんでもなく、失われつつある中東文化 がうたわれていたのかーと。
2008/01/09 1:01 AM by かえる
かえるさん、こんばんわ!
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

いただいたコメントは僕もとても参考になりました。
この映画って自分のようにユダヤ×アラブの公式に当てはめたがる人もいれば、
純粋なヒューマンドラマと見る人もいれば、
失われつつある中東文化がテーマととらえる人もいる。
なかなか奥の深い映画ですね。
おそらく監督の意図は、中東文化〜で
ユダヤ×アラブはおそらく海外市場を意識して設定したと思われるんですが、
映画でも現実でも対立関係でしか語られない両者の交流を描いた点はやっぱり印象的でした。

この映画のぎこちないぬくもりが個人的にとても気に入っています!
2008/01/09 1:54 AM by moviepad

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