映画のメモ帳+α

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1917 命をかけた伝令

1917 命をかけた伝令(2019 イギリス・アメリカ)

1917 命をかけた伝令(2019)原題   1917
監督   サム・メンデス
脚本   サム・メンデス クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
撮影   ロジャー・ディーキンス
音楽   トーマス・ニューマン
出演   ジョージ・マッケイ ディーン=チャールズ・チャップマン
     マーク・ストロング アンドリュー・スコット リチャード・マッデン
     クレア・デュバーク コリン・ファース ベネディクト・カンバーバッチ

第92回(2019年)アカデミー賞撮影、録音、視覚効果賞受賞。作品、監督、脚本、作曲、美術、メイクアップ&ヘアスタイリング、音響編集賞ノミネート



1917年4月6日、西部戦線でドイツ軍が後退したため、英国軍はさらに追撃を加えようとしていた。だが後退はドイツ軍の罠で予定通り追撃をすると英国軍に莫大な被害が見込まれる。通信手段が途絶えたため、2人の若者が追撃作戦中止命令を最前線部隊に伝えに出向く。サム・メンデス監督が祖父のアルフレッドから聞いた話を元にした物語。命令を伝えることだけが任務。そのため現在の戦況も判らず、目の前にいるのが敵か味方かも不明。主人公が全編出ずっぱりなのでいやでも感情移入できるワンショット風撮影。最初と最後の塹壕場面、地下トンネルの爆発などサスペンスの連続。"伝令を託された兵士の一日を描く"異色にして最高峰の戦争映画。
☆☆☆☆
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 本作は全米映画製作者協会、英国アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞作品賞などを受賞し、第92回(2019年)アカデミー賞でも本命視されていましたが、『パラサイト 半地下の家族』にまさかの敗北。うーん、相手が悪すぎた。例年なら確実に受賞できるレベル。技術賞3つの受賞で終わるような作品じゃないんだけど...過小評価された作品としてアカデミー賞の歴史に残るでしょう。(15回目のノミネートにしてまたしても落選した音楽のトーマス・ニューマン。今回は受賞すべきだったと思う)ワンショット風撮影(実際はワンショットではない)により主人公の一日が切れ目なく語られるため、いやでも主人公に感情移入できる。こういうのが映画ですね〜。全然違う場面に切り替わったりしないため、感覚が途切れることがない。戦争映画で一個人の行動のみに密着した作品なんてこれが初めてじゃないかな。ワンショット風撮影だからこそ語ることができる物語。「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」 (2014)と違って屋外でのワンショット風撮影。一番大変だったのは気候でしょうね。エド・ウッド監督作品みたいに同じ場面で昼と夜が突然入れ替わったりできないし(爆)。

※ ワンショット風撮影の元祖『ロープ』(1948)、最近では『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)

カメラは追いかける。どこまでも♪


 主人公スコフィールドが部隊にたどりついたとき、兵士たちが聞いてきた歌は"The Wayfaring Stranger"。19世紀ごろ作られたといわれるアメリカの有名なフォーク・ゴスペルソング。The Wayfaring Stranger (song)。映画では俳優のJos Slovickが歌唱。過去、ジョニー・キャッシュやエド・シーランも録音している。Jos Slovick - I Am a Poor Wayfaring Stranger (from 1917) - Official Audio [A Cappella]
2020.02.17 Monday | 01:12 | 映画300字レビュー | comments(0) | - |

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2020.08.03 Monday | 01:12 | - | - | - |

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