映画のメモ帳+α

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アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル

アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル (2017 アメリカ)

アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017)原題   I, TONYA
監督   クレイグ・ギレスピー
脚本   スティーヴン・ロジャース
撮影   ニコラス・カラカトサニス
編集   タティアナ・S・リーゲル
音楽   ピーター・ナシェル
音楽監修 スーザン・ジェイコブス ジェン・モス ジュリアンヌ・ニコルソン
出演   マーゴット・ロビー セバスチャン・スタン
     ボビー・カナヴェイル アリソン・ジャニー ポール・ウォルター・ハウザー
     ボヤナ・ノヴァコヴィッチ ケイトリン・カーヴァー マッケナ・グレイス

第90回(2017年)アカデミー賞助演女優賞(アリソン・ジャニー)受賞。主演女優(マーゴット・ロビー)、編集賞ノミネート



1991年、フィギュアスケート全米選手権でトリプルアクセスを成功させたトーニャ・ハーディングは1992年アルベールビル五輪に出場し順調なキャリアを築いていた。1994年、リレハンメル五輪の選考会にて、トーニャの元夫ジェフの友人がライバル、ナンシー・ケリガンにケガを負わせ、関与を疑われたトーニャはフィギュア界から追放される。未だ謎の多い”ナンシー・ケリガン襲撃事件”を関係者の証言をもとに"トーニャは襲撃計画を事前に知らなかった"という切り口を軸に描く。白人貧困層出身のため審査員ウケが悪く、スポンサーもつかない。ゆえにオリンピック代表選手が"バカしか登場しない"物語のヒロインに祀り上げられる皮肉。
☆☆☆★★★
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 本作はトーニャと元夫ジェフ・ギルーリーから聞いた話をもとに作られている。2人の言い分はかなり隔たりがあり、その違いはそのまま物語に反映。複数の視点で語られているのが本作の特徴である。(そのためノンフィクションと呼べるか疑問)2人の言い分が一致したのはトーニャの母親ラヴォナ・ハーディングのキャラクターに関する部分のみ。彼女を演じたアリソン・ジャニーはアカデミー助演女優賞を受賞している。ただし、ラヴォナはどこにいるかトーニャですら知らず、脚本を担当したスティーヴン・ロジャースもアリソンもラヴォナには会えなかった。だが、映画の公開にあわせ?姿をみせ、"私は厳しく接したが、虐待はしていない"と語っている。


トーニャの自称ボディ・ガード、ショーンは約10年前に亡くなっており、彼にも話は聞けていない。

 ナンシー・ケリガンは本作を観ていないという。だが、撮影開始前、彼女に脚本を送ったところ、2か所ほど削除を要求してきたらしい。


 トーニャが審査員席に向かって"Suck my d××k"となじる箇所は創作。だが、トーニャ本人はこの描写を気に入っており、「本当にそう言えばよかった」と語っている。トーニャは本作に関し、元夫の証言部分には納得していないが、概ね気に入っているという。
プロとしての活動は制限されていないのだが、スポンサーがつかないため実質的に引退...。
オリンピック選手といえども才能だけでは生き残れない。シビアな現実が浮き彫りとなっています。

はじめてトリプルアクセスを決めたときの映像。
Tonya Harding - 1991 U.S. Figure Skating Championships - Long Program


有名な靴紐の場面


ナンシー・ケリガン襲撃事件は日本でもかなり派手に報道されたので記憶している人も多いと思います。この靴紐の映像は自分も見たことあります。ただ、新聞の見出し程度の知識しかなかったので、てっきり"トーニャが直接ナンシーを襲撃した"印象を持っていました(^^;。

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2018.11.21 Wednesday | 03:03 | - | - | - |

コメント

<てっきり"トーニャが直接ナンシーを襲撃した"印象を持っていました

私も同じように思ってました。
報道のチカラ、怖いですね〜(汗)
2018/05/12 10:15 AM by onscreen
当時、派手に報道されてましたからね。
報道を軽く目にしたたけだとそういう印象をもってしまいます。本作は当事者の"言い分"に基づいて作られたものなので、トーニャが本当に襲撃計画を知らなかったか部外者には永遠に謎ですが。
2018/05/12 6:27 PM by moviepad

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