映画のメモ帳+α

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アガサ 愛の失踪事件

アガサ 愛の失踪事件 (1979 アメリカ)

アガサ 愛の失踪事件(1979)原題   AGATHA
監督   マイケル・アプテッド
原作   キャサリン・タイナン
脚本   キャサリン・タイナン アーサー・ホプクラフト
撮影   ヴィットリオ・ストラーロ
音楽   ジョニー・マンデル
出演   ダスティン・ホフマン ヴァネッサ・レッドグレーヴ
     ティモシー・ダルトン ヘレン・モース トニー・ブリットン
     ティモシー・ウェスト セリア・グレゴリー ティム・シーリー

第52回(1979年)アカデミー賞衣装デザイン賞ノミネート



1926年12月3日、問題作『アクロイド殺し』を発表した直後のアガサ・クリスティが夫に離婚を言い渡されたことをきっかけに11日間失踪した事件を題材とした映画。クリスティ自身はそのことについて一言も触れていないため"推測"による物語である。クリスティが"夫の浮気相手に自分を殺させて、殺人犯人に仕立て上げようとする"というトンデモ内容だが、説明不足でややわかりづらい。光を多用気味のカメラワークに辟易、コラムニスト役のダスティン・ホフマンがひたすら鬱陶しいこともあり退屈な仕上がり。当時の鉱泉保養地の描写は高い評価を受けている。当時、アガサの娘ロザリンドは本作の製作中止を求めて裁判所に訴えるも敗訴。
☆☆☆★
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 アガサ・クリスティ失踪 アガサ・クリスティ失踪事件を題材とした映画。有名人の失踪、事件に巻き込まれた可能性ありとして捜査は延べ人数数千人を投入、ドロシー・L・セイヤーズやアーサー・コナン・ドイルもコメントを出すなど当時、大変な騒ぎとなった。夫から離婚を言い渡されたこと、母親の死などストレスが重なったためと見られているが真相は不明。クリスティがこの件について一切語っていないため、推測でしかない物語をひたすら見せられるのはつらい。ドキュメンタリータッチにするとか、クリスティの作品や文章を反映させるとかもうひと工夫ほしかった(クリスティが亡くなった直後であり、関係者の協力は得られなかっただろうから仕方ないか)。クリスティの失踪よりも、マスコミの大騒ぎにスポットを当てて俯瞰的に語ったほうが面白い作品になったのでは、と思ったりする。

アクロイド殺し』は『そして誰もいなくなった』、『オリエント急行の殺人』と並ぶクリスティの代表作。これ、私め、犯人あてました(笑)。"フェアかアンフェアかで大論争になった作品"という予備知識があったため、じゃあこれしかないよな、と。語り口も通常と違うしね。

<アガサ・クリスティ原作映画>
そして誰もいなくなった (1945)
情婦 (1957)
姿なき殺人者 (1965)
そして誰もいなくなった (1974)
オリエント急行殺人事件 (1974)
ナイル殺人事件 (1978)
クリスタル殺人事件 (1980)
地中海殺人事件 (1982)
死海殺人事件 (1988)
アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵 (2005)
ゼロ時間の謎 (2007)
アガサ・クリスティー 奥さまは名探偵〜パディントン発4時50分〜  (2008)
華麗なるアリバイ (2008)
オリエント急行殺人事件 (2017)

 他にもありますが、さすがに全部取り上げるのは難しふございます。

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2018.12.17 Monday | 00:01 | - | - | - |

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