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マンチェスター・バイ・ザ・シー

マンチェスター・バイ・ザ・シー (2016 アメリカ)

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016)原題   MANCHESTER BY THE SEA
監督   ケネス・ロナーガン
脚本   ケネス・ロナーガン
撮影   ジョディ・リー・ライプス
音楽   レスリー・バーバー
出演   ケイシー・アフレック ミシェル・ウィリアムズ カイル・チャンドラー
     グレッチェン・モル ルーカス・ヘッジズ ベン・オブライエン
     テイト・ドノヴァン スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン
     C・J・ウィルソン カーラ・ヘイワード ヘザー・バーンズ
     エリカ・マクダーモット マシュー・ブロデリック ジョシュ・ハミルトン

第89回(2016年)アカデミー賞主演男優(ケイシー・アフレック)、脚本賞受賞。作品、監督、助演男優(ルーカス・ヘッジズ)、助演女優賞(ミシェル・ウィリアムズ)ノミネート



ボストンに住むアパートの便利屋リーは、兄ジョーの急死により故郷マンチェスター・バイ・ザ・シーに戻るが、ジョーの遺言により甥のパトリックの後見人に指名され途方に暮れる。リーにとって故郷とは思い出したくない過去が染みついた町だった...。"乗り越えることのできない思い"を抱えた人々を巧みに描いているため、作品全般に雨が降る直前の曇り空のようなイメージが漂う。登場人物は感情移入しづらく、音楽も鬱陶しいため前半は辟易するが、"何とか悲しみを埋め合わせながら生き続ける人々"を重ね合わせていくような脚本は見事!ラストはハッピーエンド...?あの夫婦も"乗り越えられない思い"をアレで埋め合わせたのだろうか。
☆☆☆★★★
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2024.03.19 Tuesday | 02:26 | - | - | - |

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「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
ありきたりな表現が許されるなら、傑作である。ただただ、傑作である。ネタバレ含みますので未見の方はご注意下さい。マンチェスターの穏やかな海の風景。ヨットで海に出て釣りをする家族の描写。父と子と、子の叔父と。冬の過酷な寒さのボストンの「今」の風景と交差し
(ここなつ映画レビュー 2017/05/17 11:00 PM)

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