映画のメモ帳+α

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キング・オブ・キングス (1961)

キング・オブ・キングス (1961 アメリカ)

キング・オブ・キングス(1961)原題   KING OF KINGS
監督   ニコラス・レイ
脚本   フィリップ・ヨーダン
撮影   フランツ・プラナー ミルトン・クラスナー
音楽   ミクロス・ローザ
ナレーション オーソン・ウェルズ
出演   ジェフリー・ハンター ロバート・ライアン シオバン・マッケンナ
     ハリー・ガーディノ リタ・ガム リップ・トーン
     ヴィヴェカ・リンドフォース ローヤル・ダーノ



キリストの伝記映画。イエスの誕生から復活までを描く。オーソン・ウェルズのナレーションが品格を醸し出し、イエスを"神の子"でございますと仰々しく持ち上げないのは良いが、演出が淡白すぎてイエスと悪魔との闘い、数々の奇跡、最後の晩餐、ゴルダの丘での処刑、復活といった見せ所までもあっさり風味。それゆえ脚色部分(盗賊バラバがなぜか叛乱軍のリーダーとなっている)が変に浮かび上がってしまう違和感。せめて奇跡と復活場面はもう少し映像にこだわってくれないと、この題材を映画にする意味がない。イエス役のジェフリー・ハンターは撮影当時33歳だが、アイドル顔ゆえ"ティーンエイジャーがキリストを演じている"と揶揄された。
☆☆☆★
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 聖書の中でバラバは盗賊として書かれていませんが、遠藤周作氏の著書によると聖書の中の"盗賊"はすべて"反ローマの革命家"と読み替えたほうが良いそうです。となると、本作は正しい解釈だった?他の映画ではバラバは顔を出すだけ。『パッション』(2004)なんてひどく下品な男として描かれていたしね。聖書って難しい...。ちなみに1961年、『バラバ』という映画がイタリアで製作されており、あのマーティン・スコセッシ監督が「思わぬ拾い物だった」と語っている。観たいなあ。

<新約聖書を題材にした映画>
マリア (2006)
キング・オブ・キングス (1927)
ゴルゴダの丘 (1935)
奇跡の丘 (1964)
偉大な生涯の物語 (1965)
ジーザス・クライスト・スーパースター (1973)
ジーザス (1979)
最後の誘惑 (1988)
パッション (2004)

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2017.08.15 Tuesday | 00:19 | - | - | - |

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