映画のメモ帳+α

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恐怖分子

恐怖分子(1986 香港・台湾)

恐怖分子(1986)英題   TERRORIZERS
監督   エドワード・ヤン
脚本   エドワード・ヤン シァオ・イエ チェン・クォフー
撮影   チャン・ツァン
音楽   ウォン・シャオリャン
出演   コラ・ミャオ リー・リーチュン チン・シーチェ
      ワン・アン リウ・ミン クー・パオミン ホアン・チアチン



台湾の首都、台北。兵役を逃れたいカメラマンの若者、混血の不良少女、病院で出世しか頭にない男と、その妻でスランプに苦しむ小説家。不良少女がかけたいたずら電話をきっかけに、何の接点もなかった彼らの人生に連鎖反応が起こり、やがて悲劇がおこる...という内容だが、実のところ物語などどうでもいい作品。ラストの銃撃場面、さらに×オチですら大した意味はないように思える。恐怖分子(テロリスト)という仰々しい内容ではなく、人間の心に粒子レベルで潜む、弱さ、邪悪さ...そういったものが静謐な雰囲気のなかウイルスのように蔓延していく、そんなイメージ。物語はすぐ忘れても、ほのかなうす気味の悪い余韻がずっと残りまくる。
☆☆☆☆
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 エドワード・ヤン監督が本作について語っている言葉を紹介します。
ネタバレ(結末を割っています)を含んでいますので、未見の方はご注意ください。

「ラストで主人公の男が一つの結末として、銃で他の人々、事件に関係している人を殺しますが、もうひとつの結末では彼が銃で自殺します。この2つの結末は実際には同じ結末の表と裏です。言い換えれば、一人の人間に与えられた最後の道として、この2つの選択肢しかないというのはとても悲しいことです。」

「もしも、社会の人々との関係がますます冷たくなって、お互いに関係なくなると感じて、ただ自己の利益ばかり考えるならば、誰でも"恐怖分子"になりうるということです。」

うーむ、夢オチ(あ、書いちゃった)というよりは2つの選択肢を示したということですか...。
2016.07.25 Monday | 00:07 | 映画300字レビュー | comments(0) | - |

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