映画のメモ帳+α

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ライフ・イズ・ビューティフル

ライフ・イズ・ビューティフル(1998 イタリア)

ライフ・イズ・ビューティフル(1998)原題   LA VITA E BELLA (英題 LIFE IS BEAUTIFUL)
監督   ロベルト・ベニーニ
脚本   ヴィンセンツォ・セラミ ロベルト・ベニーニ
撮影   トニーノ・デリ・コリ
音楽   ニコラ・ピオヴァーニ
出演   ロベルト・ベニーニ ニコレッタ・ブラスキ
      ジョルジオ・カンタリーニ ジュスティーノ・デュラーノ
      セルジオ・ブストリック マリサ・パレデス
      ホルスト・ブッフホルツ

第71回(1998年)アカデミー賞主演男優(ロベルト・ベニーニ)、音楽(オリジナルドラマ)、外国語映画賞受賞。作品、監督、脚本、編集賞ノミネート。第51回(1998年)カンヌ国際映画祭グランプリ。



1939年、北イタリアの田舎町。本屋を開くためにやってきたユダヤ系イタリア人グイドは小学校教師ドーラに恋をして結婚。息子も生まれ、幸せな日々を送っていた。しかしナチス・ドイツによるユダヤ人迫害行為が進み、3人は強制収容所に連れられてしまう。ホロコーストをコメディで描くという前代未聞の試み。あざといという批判もあったが、映像詩と呼びたくなるほど印象的な場面が多い。収容所内で妻に自分の無事を伝えるため「こんにちわ、お嬢さま」とアナウンスする場面よ!収容所で怯える子供に「これはゲームだ。1000点とれば戦車がもらえる。隠れていれば得点」と騙し、命を救った男の物語。ラストはヨーロッパ映画らしい厳しさ。
☆☆☆☆
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 映画タイトル「ライフ・イズ・ビューティフル」はロシアの革命家トロツキーがスターリンからの暗殺者に脅えながらも「人生は美しい」という言葉を残したことにちなむ。

 配給会社ミラマックスの大プッシュもあり、この年の映画賞を大いに賑わした作品。監督、脚本、主演のロベルト・ベニーニは持ち前の明るいキャラクターで当時、ハリウッドのマスコットのような存在となった。アカデミー賞でも外国語映画賞、そして有力視されたトム・ハンクスを負かし、主演男優賞を獲得した。「目が笑っていない。"監督の目"になっている」という批判もありましたが...。映画会社はベニーニに英語を勉強させ、ハリウッドでも活躍してもらおうとしたようですが....あきらめたみたい。

こんな受賞パフォーマンスみたの、はじめて。イタリア人って陽気ですね〜。


 ラスト、主人公があっさり殺される場面。ハリウッド映画だったらグイドも生き残り、家族3人幸せになるだろう。双葉 十三郎氏は「たとえ月並みとなってもそうしたほうがよかったのでは」と評していたが、ベニーニは「ラスト、家族が皆無事で再会するという結末はありえなかった。そんなことをしたら収容所体験のある人の歴史的記憶を侮辱することになる」と語っている。個人的にも同感。

 妻ドーラ役を演じたニコレッタ・ブラスキはベニーニの実際の奥さん。ベニーニは最初から妻ニコレッタを起用するつもりだったが、当の彼女は企画の段階で「収容所体験のある人を傷つけるのでは?」と懐疑的。「私にはしんどすぎる役だから他の女優を見つけて」と言い放った。ベニーニが彼女に出来上がった脚本を手渡した。読み終えたニコレッタは目に涙を浮かべながら「私が演じます」と答えたという。

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2018.11.12 Monday | 01:35 | - | - | - |

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