映画のメモ帳+α

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果てなき船路

果てなき船路(1940 アメリカ)

果てなき船路(1940)原題   THE LONG VOYAGE HOME
監督   ジョン・フォード
原作戯曲 ユージン・オニール
脚本   ダドリー・ニコルズ
撮影   グレッグ・トーランド
音楽   リチャード・ヘイグマン
出演   ジョン・ウェイン トーマス・ミッチェル イアン・ハンター
      ウォード・ボンド バリー・フィッツジェラルド ウィルフリッド・ローソン
      ミルドレッド・ナトウィック ジョン・クォーレン アーサー・シールズ
      ジョー・ソーヤー J・M・ケリガン

※ 日本初公開時タイトル 「果てなき航路」

第13回(1940年)アカデミー賞作品、脚色、撮影(白黒)、作曲、特殊効果賞ノミネート



第2次世界大戦初期。貨物船グレンケーン号の乗組員は機密保持のため下船できず、ストレスがたまる日々。原住民の女にこっそり酒を運ばせると乱闘騒ぎ。船の積み荷が途中で危険な弾薬に変更。暴風雨で仲間が死んだり、スパイ疑惑を持たれた乗組員が無実とわかった直後ナチの襲撃で命を落としたり、さまざまな試練が訪れる。ジョン・ウェイン演じるオリーは酒が原因で長らく故郷に帰れずにいた。仲間たちは彼に酒を飲まさぬよう気を配るが、オリーはポン引きの罠に嵌り、悪名高きアミランダ号にぶち込まれる。荒くれた男達の姿はフォードらしい。陰影に富むカメラワークが物語の闇をいっそう照らし出す。ラスト、海に沈む新聞記事の痛ましさよ!
☆☆☆☆
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2016.08.23 Tuesday | 02:32 | 映画300字レビュー | comments(0) | - |

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