映画のメモ帳+α

音楽映画、アカデミー賞関連の記事に力を入れています。
ゾンビ、スタートレック、ヒッチコック監督作、ドキュメンタリー映画のカテゴリーもあり。
映画300字レビュー、はじめました。
※TB、コメントともに承認制とさせていただいております

第90回(2017年)アカデミー賞

第90回(2017年)アカデミー賞

第90回(2017年)アカデミー賞作品賞「」第90回アカデミー賞trivia
〜セクハラ告発(#MeToo 運動)にゆれるハリウッド〜

2017年10月5日、ニューヨーク・タイムズ誌に掲載されたある記事をきっかけにハリウッドは大混乱に陥った。アカデミー賞にも大きな影響力をもつ大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインが過去20年以上にわたってハリウッドの若手女優や社員に対しセクハラを続けていたという内容。記事はアシュレイ・ジャッドの告白ではじまり、ミーティングを装って女優をホテルに呼び出す手口やローズ・マッゴーワンなど最低8人の被害者と示談に応じていたことなどが記されていた。続いて10日、「New Yoker」がワインスタインがセクハラのみならずレイプもしていたことを報道。「New York Times」も続報を出し、グウィネス・パルトロウ、アンジェリーナ・ジョリーなどが被害者として名乗り出た。そのあと、サルマ・ハエック、ケイト・ベッキンセイル、レア・セドゥ、ルピタ・ニョンゴなど数多くの女優が被害者として名乗りを上げる。そのうちのひとり、オスカー女優ミラ・ソルヴィーノは「自分のキャリアが低迷したのは、他の理由もあるだろうけどワインスタインの誘いを断ったからかもしれない」と語った。そのあと、ピーター・ジャクソンが「ロード・オブ・ザ・リング」のキャスティングにあたってワインスタインから「ミラ・ソルヴィーノとアシュレイ・ジャッドには過去酷い目にあった。絶対に使わないように」と通達を受けていたことを告白し、セクハラを断った女優に実際嫌がらせをしていたことが判明。その話を聞いてミラは泣き崩れたという。

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2018.02.02 Friday | 00:22 | アカデミー賞の軌跡 | comments(0) | - |

スリー・ビルボード

スリー・ビルボード (2017 イギリス・アメリカ)

スリー・ビルボード(2017)原題   THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI
監督   マーティン・マクドナー
脚本   マーティン・マクドナー
撮影   ベン・デイヴィス
編集   ジョン・グレゴリー
音楽   カーター・バーウェル
出演   フランシス・マクドーマンド ウディ・ハレルソン サム・ロックウェル
     アビー・コーニッシュ ジョン・ホークス ピーター・ディンクレイジ
     ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ ルーカス・ヘッジズ ケリー・コンドン
     ダレル・ブリット=ギブソン ジェリコ・イヴァネク キャスリン・ニュートン
     サマラ・ウィーヴィング クラーク・ピータース サンディ・マーティン

第90回(2017年)アカデミー賞作品、主演女優(フランシス・マクドーマンド)、助演男優(ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェル)、脚本、編集、作曲賞ノミネート

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デトロイト

デトロイト (2017 アメリカ)

デトロイト(2017)原題   DETROIT
監督   キャスリン・ビグロー
脚本   マーク・ボール
撮影   バリー・アクロイド
音楽   ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演   ジョン・ボイエガ ウィル・ポールター アルジー・スミス
     ジェイソン・ミッチェル ジャック・レイナー ベン・オトゥール
     オースティン・エベール ジェイコブ・ラティモア ハンナ・マリー
     ケイトリン・デヴァー ネイサン・デイヴィス・Jr ペイトン・アレックス・スミス
     マルコム・デヴィッド・ケリー ジョン・クラシンスキー アンソニー・マッキー

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ローラ殺人事件

ローラ殺人事件 (1944 アメリカ)

ローラ殺人事件(1944)原題   LAURA
監督   オットー・プレミンジャー
原作   ヴェラ・キャスパリー
脚色   サム・ホッフェンスタイン ジェイ・ドラットラーベティ・ラインハート
撮影   ジョセフ・ラシェル
音楽   デヴィッド・ラクシン
出演   ジーン・ティアニー ダナ・アンドリュース クリフトン・ウェッブ
     ヴィンセント・プライス  ジュディス・アンダーソン
     ドロシー・アダムズ ジェームズ・フレイヴィン

第17回(1944年)アカデミー賞撮影賞(白黒) 受賞。監督、助演男優(クリフトン・ウェッブ)、脚色、室内装置賞ノミネート

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ダンケルク

ダンケルク (2017 イギリス・アメリカ・フランス)

ダンケルク(2017)原題   DUNKIRK
監督   クリストファー・ノーラン
脚本   クリストファー・ノーラン
撮影   ホイテ・ヴァン・ホイテマ
音楽   ハンス・ジマー
出演   フィオン・ホワイトヘッド トム・グリン=カーニー ジャック・ロウデン
     ハリー・スタイルズ アナイリン・バーナード ジェームズ・ダーシー
     バリー・キオガン ケネス・ブラナー キリアン・マーフィ
     マーク・ライランス トム・ハーディ マイケル・フォックス
     ジョン・ノーラン マイケル・ケイン(声)

第90回(2017年)アカデミー賞作品、監督、編集、撮影、美術、作曲賞、録音、音響編集ノミネート

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ローマで起った奇妙な出来事

ローマで起った奇妙な出来事 (1966 アメリカ)

ローマで起った奇妙な出来事(1966)原題   A FUNNY THING HAPPENED ON THE WAY TO THE FORUM
監督   リチャード・レスター
脚本   メルヴィン・フランク マイケル・パートウィー
撮影   ニコラス・ローグ
音楽   アーウィン・コスタル ケン・ソーン
出演   ゼロ・モステル マイケル・クロフォード バスター・キートン
     マイケル・ホーダーン フィル・シルヴァース ジャック・ギルフォード
     イングリッド・ピット アルフィー・バス

第39回(1966年)アカデミー賞編曲賞受賞。

ローマで起った奇妙な出来事』は1962年ブロードウェイで上演され、大ヒットしたミュージカルの映画化です。『ウェストサイド物語』の作詞で有名となったスティーヴン・ソンドハイムがはじめて作曲も手掛けた作品としても知られています。損度ハイムの作曲はさほど評価されませんでしたが、オリジナル舞台は第17回トニー賞(ミュージカル部門)で作品、演出、主演男優など6部門を受賞。大ヒット舞台が原作ですが映画はさほど話題にならず、今ではバスター・キートンの遺作として語られることが多い作品です。

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シェルブールの雨傘

シェルブールの雨傘 (1964 フランス)

シェルブールの雨傘(1964)原題   LES PARAPLUIES DE CHERBOURG
監督   ジャック・ドゥミ
脚本   ジャック・ドゥミ
撮影   ジャン・ラビエ
作詞   ノーマン・ギンベル
音楽   ミシェル・ルグラン
出演   カトリーヌ・ドヌーヴ ニーノ・カステルヌオーヴォ
     マルク・ミシェル エレン・ファルナー アンヌ・ヴェルノン

第37回(1964年)アカデミー賞外国語映画賞ノミネート。第38回(1965年)アカデミー賞脚本、作曲、ミュージカル映画音楽、歌曲賞("I Will Wait for You")ノミネート。第17回(1964年)カンヌ国際映画祭パルムドール、国際カトリック映画事務局賞、フランス映画高等技術委員会賞

1964年に公開されたミュージカル映画『シェルブールの雨傘』は台詞なし、全編歌のみで構成する画期的な内容だった。監督はジャック・ドゥミ。音楽はミシェル・ルグラン。第17回(1964年)カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞。ミュージカルはアメリカのもの、という既成概念を打ち破り、ミュージカル映画に新風を巻き起こした。カトリーヌ・ドヌーブの出世作としても知られている。

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私は死にたくない

私は死にたくない (1958 アメリカ)

私は死にたくない(1958)原題   I WANT TO LIVE!
監督   ロバート・ワイズ
原作   バーバラ・グレアム エドワード・モンゴメリー
脚色   ネルソン・ギディング ドン・マンキウィッツ
撮影   ライオネル・リンドン
音楽   ジョニー・マンデル
出演   スーザン・ヘイワード サイモン・オークランド ヴァージニア・ヴィンセント
     セオドア・バイケル ウェズリー・ラウ ルー・クラグマン
     フィリップ・クーリッジ ジェリー・マリガン バートレット・ロビンソン

第31回(1958年)アカデミー賞主演女優賞(スーザン・ヘイワード)受賞。監督、脚色、編集、撮影賞(白黒)、音響賞ノミネート

私は死にたくない』は独り身の老婦人を殺した罪で共犯の男2人と共に逮捕されたが、一貫して無罪を主張し続けた実在の女性死刑囚バーバラ・グレアム(1923-1955)の手記をもとにした作品。死刑制度の是非を問いかける内容で、監督はロバート・ワイズ。バーバラ・グレアムを演じたスーザン・ヘイワードは、アカデミー主演女優賞にこれまで4回候補にあがっていましたが受賞なし。"アカデミー賞をとることを目標"に仕事をしてきた彼女は、”この役ならオスカーがとれる!"とバーバラ役に飛びつき、見事受賞。スーザン・ヘイワードは演技が上手いというよりは、熱演タイプの美人女優。バーバラ役は彼女の資質が存分にいかされていた。冒頭にジェリー・マリガン、アート・ファーマーなどの人気jazzプレイヤーが登場。ハリウッドがはじめて映画音楽としてJazzを起用した作品とも称されている。

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2017.12.29 Friday | 20:04 | Jazz映画 | comments(0) | trackbacks(0) |

魅惑の巴里

魅惑の巴里 (1957 アメリカ)

魅惑の巴里(1957)原題   LES GIRLS
監督   ジョージ・キューカー
原作   ヴェラ・キャスパリー
脚本   ジョン・パトリック
撮影   ロバート・サーティース
音楽   コール・ポーター アドルフ・ドイッチ
出演   ジーン・ケリー ミッツィ・ゲイナー ケイ・ケンドール
     タイナ・エルグ ジャック・ベルジュラック

第30回(1957年)アカデミー賞衣装デザイン賞受賞。美術監督・装置、録音賞ノミネート。

魅惑の巴里』は『上流社会』のプロデューサー、脚本家、作曲家が再び結集して作り上げた作品だ。原作はヴェラ・キャスパリーの小説。黒澤明監督『羅生門』(1950)のようにひとつの出来事が複数の人物によって語られ、何が真実かを探るスタイルをとっている。コール・ポーター最後の映画音楽であり、ジーン・ケリーにとっても最後のMGMミュージカル映画出演(18本目)となった作品である。

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恐怖の報酬

恐怖の報酬 (1953 フランス・イタリア)

恐怖の報酬(1953)原題   LE SALAIRE DE LA PEUR
監督   アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
原作   ジョルジュ・アルノー
脚本   アンリ=ジョルジュ・クルーゾー ジェローム・ジェロミニ
撮影   アルマン・ティラール
音楽   ジョルジュ・オーリック
出演   イヴ・モンタン シャルル・ヴァネル
     ペーター・ヴァン・アイク フォルコ・ルリ
     ヴェラ・クルーゾー ウィリアム・タッブス
     ダリオ・モレノ ジョー・デスト

第6回(1953年)カンヌ国際映画祭グランプリ、男優賞(シャルル・ヴァネル)受賞。第3回(1953年)ベルリン国際映画祭金熊賞。第8回(1954年)英国アカデミー賞作品賞(総合)

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